大阪水曜ほっと集談会一世です。
原点という言葉が好きな私です。
最近1982年に発表されたサザンの「YAYAあの時代(とき)を忘れない」という楽曲を時々聴いています。
不安でキャンパスの中でぽつんとしていた自意識過剰な20歳の頃の私が聴いていた曲です。
あの頃の私に、出会えるような気がするのです。
17歳で森田療法に出会ったにもかかわらず、随分人生の遠回りをしてきた私です。
時には迷い、時には疑い、立ち止まったことは数えきれません。
辛く哀しくとらわれ尽くして泣きたいような日々、それは無駄だったのでしょうか?
悔しくて、悔しくて眠れない日々、それは無意味であったのでしょうか?
私にはそうは思えないのです。
あの日々があったからこそ、今の自分があるのです。
全ては今に、つながっていたとしか思えないのです。
※今日の森田博士の言葉
※「破邪顕正」という言葉がありますが、正道や真理を発見するには迷信や邪道を見破ることが必要であります。
それはたとえば、白い色を認識するには必ず他の全ての色を否定したのちでなくてはならないのと同様であります。
否定的な研究をやったのちでなければ、正しい肯定に達することはできないのであります。※
とらわれ尽くして、私にだけ見えた世界が確かにあったのです。
あなたはどんな世界を見たいですか?
2024.3.10 一世