
大阪水曜ほっと集談会一世です。
おはようございます。
最近入社した若いスタッフは、苦手な仕事を私が言いつけると即座に平気で「ムリ、ムリ」と言います。(笑)
最初はその反応が理解できず、戸惑いました。
今は面白く観察しています。
確かに、私たちシニア世代の入社時と若者の行動様式も随分変わりましたね。
私も単身赴任なんかムリ、ムリと言いたかった!
さて、最近の私は全くとは言いませんが、あまり愚痴を言わなくなりました。
というのは※ある言葉に出会ったからです。
以前はイラストの蟹のようにぶつぶつと愚痴ばかり、言っておりました。
結果として自分がネガティブ思考になるように、暗示をかけていたように思います。
森田博士が症状や不安を口に出すことをやめることを説かれたのは、道徳的な訓示ではなく、とても合理的なことなのです。
※今日の心に響く言葉 (樹木希林120の遺言より)
病気のおかげで、いろいろな気づきもありましたね。
だって、気づきをしないと、もったいないじゃない?
せっかく大変な思いをするのに、それを「こんなふうになってしまって」と愚痴にしていたら、自分にとって損ですから。
私は病気については「あ、そうきたか」と捉えています。
樹木希林さんの何気ない言葉の中に私たちの症状に対する向き合い方の答えがあるように感じました。
症状をただ単に自分にとって邪魔なもの、無駄なものと愚痴にするのか、そこから学びを得るのかそれはあなた次第なのですといわれているような気がしました。
2024.3.18 一世
※樹木希林120の遺言、宝島社文庫より一部抜粋