竹の寺で知られている報国寺のちょっと先にある浄妙寺は、鎌倉五山第五位の寺格をもつ臨済宗建長寺派のお寺です。
源頼朝の家臣の足利義兼(よしかね)が1188年に創建し、本堂裏の墓地に足利貞氏のお墓があります。
山門を入ると本堂までの参道の両側には、四季を通していろいろな花咲き、楽しむことができます。
ほぼ1ヵ月遅れですが、今は白梅と紅梅が見頃を迎えていました。
木の根元には福寿草があちらこちらに…
一重の福寿草もありましたが、少し花弁がよれてしまっていて残念でした。
これも可愛くて好きな姿です。
本堂脇に植えてある椿、名札が無いので品種はわかりませんが、花ごとに花弁に入る斑が違って魅力的です。
花芯に白い唐子弁が見えるのも、可愛いです。
茶室横のマンサク(万作)も、細い花びらを開いていました。
銀色に見える葉と赤みのかかった黄色の調和もなかなかのものです。
フキノトウ(蕗の薹)の花です。
雌雄異株ですが、この画像のは雄株だと思います。
アップで見るとひとつひとつの花が可愛く、キク科だということがわかりますね。
( 2012年3月4日撮影 鎌倉・浄妙寺 )