毎年春の彼岸あたりに裏高尾を訪れているのですが、例年に比べ花の開花が遅れた分、いままでちゃんと撮ることができなかった花を今回撮ることができました。
そんな花のひとつ、アズマイチゲとキクザキイチゲを今日はご紹介します。
とは言っても、実はどちらがどちらなのか見分けが付かず…葉の部分をしっかり撮ってくればよかったと反省です。
ちょうど植物観察会に参加をされている方に伺ったところによると、アズマイチゲは今のところ一株だけしか咲いていないとのことでしたので、写りこんでいる葉の状態から判断をすると、たぶんこちらがアズマイチゲではないかと思います。
「アズマイチゲ(東一華)」 キンポウゲ科イチリンソウ属
落葉樹林のふちや草原、山麓の土手などに生える多年草です。
花径は3~4cm、ガク片は8~13個あり、花びら状で白色です。
「キクザキイチゲ(菊咲き一華)」 別名「キクザキイチリンソウ(菊咲き一輪草)」
山地の林の中などに生える10~20cmの多年草で、早春に淡紫色または白色の径2.5~3cmの花をひとつ開きます。
ガク片は花びら状で10~13個あり、花弁はありません。
( 2012年3月25日撮影 裏高尾 )
ちょうど先日大船フラワーセンターでキクザキイチゲを撮ってきましたので、紹介をさせていただきますね。(こちらはしっかり名札が立っていましたので確実です)
キクザキチゲもアズマイチゲも同じキンポウゲ科イチリンソウ属ですし、同じようなところに生えるため、自然交配し、見分けの付かない株があるようです。
裏高尾で撮ったものがどちらの花なのかは、しっかりとした判断に基づいたものではありませんので、間違っていましたらごめんなさい。