Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

名越切通・まんだら堂やぐら群

2012-03-14 22:56:28 | 花・風景

Img_1090blog 「鎌倉七口」のひとつ『名越切通(なごえきりどおし)』は、鎌倉と三浦半島とを結ぶ要路のひとつです。

周辺には切岸(きりぎし)、やぐらや火葬跡などの遺構も多く、昭和41年に国の史跡に指定されています。

                                             

                                             

                                             

                                                       

                                                       

                                                       

Img_1108blog Img_1109blog 切通しの両側には藪椿の大きな木がたくさん見られます。

前日の雨による落ち椿が古道を彩ります。

                         

                        

                         

                                                        

                                                        

Img_1095blog Img_1098blog 名越切通のほぼ真ん中の位置にある「まんだら堂やぐら群」です。

ひとつひとつは2m四方の小規模なものですが、150穴以上が確認されているそうです。

                                                                                                             

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数年来非公開になっていましたが、史跡整備のための発掘調査や整備事業を経て、臨時公開されることを知り、足を運びました。

以前は「まんだら堂跡」と呼ばれ、梅、桜、ショカッサイ、花菖蒲、ゼニアオイ、ヒオウギズイセン、アジサイ、そして紅葉が季節ごとに咲き競っていましたが、すっかり整備をされてしまっていて、私的には残念でなりません。

                                                        

                                                       

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「大切岸(おおきりぎし)」は、鎌倉幕府が三浦一族からの攻撃に備えるために、切通の整備と一体のものとして築いた防衛遺構だといわれてきましたが、平成14年度に発掘調査の結果、14~15世紀頃の石切り場の跡だということが確認されたそうです。

                                           

                                           

                                                        

                                                        

今年の「まんだら堂やぐら群」の臨時公開は、3月10日(土)、11日(日)、17日(土)、18日(日)、20日(祝)の午前10時~午後4時、入場無料です。

( 2012年3月11日撮影  逗子市・名越切通、まんだら堂 )

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氷室(ひむろ)椿園

2012-03-14 00:46:42 | 花・風景

氷室椿園は、茅ヶ崎駅南口から歩いて15分程度、閑静な住宅街にあります。

三井不動産の元副社長である氷室 捷爾(しょうじ)・花子夫妻の庭園を、
ご遺族が茅ヶ崎市に寄贈したもので、平成3年10月に開園しました。

庭園には約250種の椿が植えられ、中でも氷室さんが育成をされた「氷室雪月花」は、白や淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種です。

Dscn4528blog まだ最盛期では無く、開花している椿は数種だけでしたが、初めて見る品種があり楽しむことができました。

「関東数奇屋(かんとうすきや)」

可愛らしい淡いピンク色で一重の猪口咲きです。

                                           

                                                                                      

Dscn4533blog 「太郎庵(たろうあん)」

初めて見る品種でしたのでネットで調べてみました。

熱田神社の境内にある樹齢300年を越える淡紅の花をつけるやぶ椿の一種で、江戸中期古渡に住む高田太郎庵という茶人が、愛好したことでこの名があるのだそうです。

中輪のピンクの筒咲きで気品があります。

                                                        

                                                        

Dscn4536blog 「参平椿(さんぺいつばき)」

桃~濃桃地の白の縁取り(白覆輪)の花に、紅の幅広い縦の絞りがわずかに入ります。

愛知県半田市の茶人で愛椿家・小栗参平氏の遺愛の品種。

1968年に華道家・安達潮花氏が参平翁にちなんで名を「参平椿」としたそうです。

                                                                                                 

Dscn4547blog 「白唐子(しろからこ)」

別名:「加賀椿(かがつばき)」「白芥子(しろけし)」

小輪、一重の唐子咲きで古品種です。

紅唐子に比べ小さめですが、上品で愛らしい品種です。

                                           

                                                        

                                                                                                   

Dscn4522blog Dscn4539blog

名札が付いていなくて品種名がわかりません。

数年前に訪れたときには、もう少し多くの名札が付いていたような気がするのですが…

                         

                         

                                                        

                                                        

( 2012年3月8日撮影  茅ヶ崎市・氷室椿園 )

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