先週の日曜日は、鎌倉駅からバスで十二所まで行き、光触寺~明王院~浄明寺~荏柄天神~大巧寺を花散歩♪
14000歩のコースでした。
寺社などの花の様子はすでにご紹介しましたが、今日は道沿いやちょっと寄り道をしたところに咲いていた花を見ていただきたいと思います。
とは言っても、どこにでも生えている雑草と呼ばれてしまいますが、春の訪れを感じさせてくれる健気な花たちです。
「ヒメオドリコソウ(姫踊り子草」
シソ科オドリコソウ属で、ヨーロッパ原産の2年草です。
横顔はちょっとウツボに似ているけれど、群生して咲いていると可愛いんです。
上のヒメオドリコソウと同じシソ科オドリコソウ属の「ホトケノザ(仏の座)」です。
2枚の葉が茎をとりまく形が、蓮華座(蓮の花をかたどった、仏像をすえるための台座)に似ているところから付いた名前だそうです。
春の七草のホトケノザは、キク科のコオニタビラコのことで、このホトケノザとは別の植物です。
私はいつも、ヒメオドリコソウとホトケノザの名の区別がわからなくなり、両方を一緒に見て思い出しています。
今年初めて見つけた「ショカッサイ(諸葛菜)」、花の図鑑では「オオアラセイトウ」と紹介されています。
一般的には「ショカッサイ」また「ハナダイコン」の名の方が知られているように思います。
アブラナ科オオアラセイトウ属で、中国原産の2年草です。
江戸時代に渡来し観賞用に栽培されていたものが、野生化し、最近ではあちらこちらで見ることができます。
3月10日の誕生花の「ナノハナ(菜の花)」です。
春の畑を鮮やかな黄色に染まった春の畑は、日本の原風景ではないでしょうか。
ナノハナは厳密にいうと、菜種油をとるために栽培する油菜(あぶらな)と、観賞用の花菜(はなな)との2系統に分かれますが、最近はとくに区別をせずに、どちらもまとめてナノハナと呼んでいるそうです。
( 2012年3月4日撮影 金沢街道沿い )