偶然長谷で見つけたこの花、白花のオオイヌノフグリだと大喜び。
小さな鉢の中に一株、花は2輪だけでしたので、観光客の行き交う道端でしたが、膝をついて肘をついての撮影になりました。
オオイヌノフグリにしては、特徴ある雌しべがクワガタ型では無く、V字型であることに疑問を感じつつ、それでも初めて目にすることができたことに大興奮。。
ところが白花のオオイヌノフグリではなく、「コゴメイヌノフグリ」だということがわかりました。
コゴメイヌノフグリについて調べようと、いつも参考にしている「日本の野草」(1534種掲載)図鑑を見たのですが載っておらず、ネット検索・・・
ゴマノハグサ科で和名は「小米犬の陰嚢」、花が真っ白でオオイヌノフグリより小さいことからついた名であること。
小石川植物園で1961年にヨーロッパから種子を入手栽培をし、今では同園の名物になっているとの記述などがありました。
小石川植物園のほか、木場、京都府立植物園で撮影をされたコゴメイヌノフグリがたくさん紹介されている林の子さんのblog『HAYASHI-NO-KO Ⅱ』をどうぞご覧ください。(blogの一番下に名前検索ページがありますので、検索をしてご覧ください)
( 2012年3月18日撮影 鎌倉・長谷 )