桜の花が咲く頃、開花を楽しみにしている野の花“コゴメイヌノフグリ”を今年もまた見ることができました。
民家の生垣の外にホトケノザやハナニラなどに混じって小さな小さな白い花を咲かせます。
鎌倉ではこの地区で初めて見つけ、まだ他では見つけられずにいる、私の中では貴重な花のひとつです。
鎌倉でも住宅があったところがある日更地になっていたり、一軒の古い民家が二軒の新しい家になっていたりということが多く見られるようになっています。このコゴメイヌノフグリの咲く一角でも同じことが起きており、いつか雑草として抜かれてしまう日が来るのではないかと心配でなりません。
でも、昨年に引き続き今年も見られたので、、、♪♪
春になると、道端や空き地などいたるところでブルーの花を咲かせるオオイヌノフグリと同じ、ゴマノハグザ科クワガタソウ属の多年草です。
花の大きさはオオイヌノフグリの約半分程度ですが、白い花は緑の葉の中でしっかり自己主張しています。
(1枚目と12枚目、花のアップの画像は、ロシナンテからの借り物です。)
( 撮影日:2015年3月29日 )