4/18、今年に入ってなかなか行くことができなかった墓参に行ってきました。
自宅から電車を乗り継ぎ約2時間かかりますが、上野原で見られる花や寄り道の花の撮影も目的のひとつになっています。
今日は、上野原にある墓地の林縁で咲いていた花たちをアップしたいと思います。
ジュウニヒトエ(十二単) シソ科キランソウ属
やや明るい林の中や道ばたなどに生える多年草です。
画像のジュウニヒトエは山の斜面に造成された墓地の上部の段で、墓石などがまだ作られていな
い場所にタンポポやカラスノエンドウなどの野草に混じって咲いていました。
草丈は10~25センチ、茎の先に4~6センチの花穂をだし、1センチ程度の淡紫色~白色の花を
つけます。
素朴な姿と草に混じって生えている様子が愛おしく感じます。
下の画像は鎌倉の寺社や一般の家庭でも見ることができ、ほとんどの方が「ジュウニヒトエ」だと
思っていると思います。
けれど、正しくは「セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)」、別名「アジュガ」と呼ばれる
外来種です。
( 自宅近くの花壇で撮影 )
イカリソウ(錨草) メギ科イカリソウ属
通路脇の林の斜面で見つけました。
今まで植栽されたものはいろいろな種類をみてきましたが、自生をしているのは始めてでした。
妙本寺近くに生えていた「ヤブニンジン」とは少し花序の様子が違うような気がしますが、
葉の姿からたぶん「ヤブニンジン」、、、だと思います。
ハナイカダ(花筏)の雌花
クサイチゴ(草苺) バラ科キイチゴ属
山野に普通に生え、高さ20~60センチになります。
4~5月、枝の先に直径4センチの白い花を1~2個開きます。花弁は5個、果実は直径1センチの
球形で赤く熟し、食べられます。図鑑で見る果実は、ちょっとヘビイチゴの実に似ているような・・・
葉っぱが違うので、間違わないとは思うのですが。
( 撮影日:2015年4月18日 )