Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

梅など…安国論寺、大宝寺、妙本寺

2012-03-17 00:56:15 | 鎌倉

名越切通しのあとは、久しぶりに大町方面のお寺巡りをしました。

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『安国論寺(あんこくろんじ)』

1253年創建の日蓮宗のお寺です。

日蓮上人が初めて草庵を結んだところのひとつで、1260年に立正安国論を著し、北条時頼に建白したことで知られています。

境内には梅をはじめ、枝垂れ桜、楓、銀杏などを楽しむことができます。

                                                         

                                                        

                                                       

Img_1204blog Img_1205blog 本堂の裏に植えられている「サンシュユ(山茱萸)」が黄色の花を咲かせ始めていました。

ミズキ科の落葉小低木です。

早春、葉がでる前に黄色の花をたくさん咲かせることから「ハルコガネ」、また、秋にグミに似た赤い実をつけることから「アキサンゴ」という別名もあります。

                                           

                                                        

Img_1224blog Img_1227blog 『大宝寺(だいほうじ)』

山号を多福山一乗院という日蓮宗のお寺です。

7~8年前に偶然訪れ、境内の枝垂れ梅の美しさに感動をしたお寺でした。

その翌年ばっさり剪定をされてしまい、いまだ樹の姿は元に戻ってはいませんが、それでも少し濃い目の八重の枝垂れ梅は綺麗でした。

秋には本堂奥の崖に山藤が咲き、それもまた綺麗です。

                                                        

Img_1236blog 『妙本寺(みょうほんじ)』

両側を木々に守られているかのような長い参道の奥にある日蓮宗のお寺です。

春は桜・海棠、夏はノウゼンカズラとシャガ、秋は銀杏の黄葉と紅葉と季節ごとの花が境内を彩ります。

梅の木はたくさんはありませんが、早春の境内にひそやかに花を咲かせていました。

                                           

                                                        

                                                        

( 2012年3月11日撮影 )

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ネコノメソウ、オオイヌノフグリ、タンポポ、フラサバソウ…名越切通

2012-03-15 23:19:50 | 鎌倉

名越の切通を名越坂踏切へ抜ける途中で撮った花たちを、ご紹介します。

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JR鎌倉駅から緑ヶ丘入り口行きバスに乗り、終点で下車。

そこからバスで来た道を少し小坪随道へ戻ったところから階段を上ると、まんだら堂やぐら群への近道になります。

その途中にはオオイヌノフグリ、ムラサキケマン、シダなどに混じってネコノメソウがたくさん生えていました。

今年初めて出会った「ネコノメソウ(猫の目草)」は、まだ咲き始めだったせいか、初々しく感じました。

Img_1113blog Img_1158blog 切通しの途中で見つけた普通のよりひとまわり大きな花をつけた「オオイヌノフグリ」です。

咲き始めのせいなのかもしれませんが、花弁の先が少し尖って色も濃い目♪

ただのオオイヌノフグリなのでしょうけれど、なんだか特別な個体を見つけてしまったような…そんな興奮をおぼえながら撮っていました。

                                           

                                                        

Img_1116blog Img_1133blog 黄色のタンポポと白花タンポポ、寒かったせいかまだ茎は短めですが、しっかりタンポポ。

この花を見ると春の訪れを感じ、元気をいただけます。

白花の方は、花弁がスクリューのように巻いていました。

これは咲き始め?咲き終わり??どっちなんでしょうね。。

                                                        

                                                        

                                                       

Img_1171blog Img_1143blog この日一番の収穫!なんて大げさですが、どこかで咲いていないかなぁ…と心待ちにしていたフラサバソウが、名越切通・石仏庚申塔の日当たりの良い斜面一面に咲いていました。

                         

「フラサバソウ」

ゴマノハグサ科クワガタソウ属で、オオイヌノフグリやタチイヌノフグリ、そして、見てみたいと憧れているイヌノフグリと同じ仲間です。

ユーラシア原産の2年草で、畑や道ばたに生えます。                                                       

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フランスの植物学者・フランシェとサバッチェの日本植物目録(1875年)に、長崎で採集されたという記録がありましたが、長い間実物が見つからず、記録のの誤りとされたこともありました。

1937年に奥山春季氏が長崎で採集された標本を発見し、二人のフランスの植物学者を記念し、二人の名前をとり「フラサバソウ」と命名をしたそうです。

テントウ虫とホトケノザと一緒に撮ったフラサバソウ、花の小さいことがわかると思います。

                                                        

Img_1186blog 茶色の葉は別の植物の葉かと思ったのですが、良く見るとフラサバソウの根元に近い部分の葉でした。

花に近い部分は緑色で鋸歯が入っていますが、この茶色の楕円形のは、冬越しをした葉なのでしょうか。。

                                     

                                                        

                                                        

( 2012年3月11日撮影  名越切通 )

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名越切通・まんだら堂やぐら群

2012-03-14 22:56:28 | 花・風景

Img_1090blog 「鎌倉七口」のひとつ『名越切通(なごえきりどおし)』は、鎌倉と三浦半島とを結ぶ要路のひとつです。

周辺には切岸(きりぎし)、やぐらや火葬跡などの遺構も多く、昭和41年に国の史跡に指定されています。

                                             

                                             

                                             

                                                       

                                                       

                                                       

Img_1108blog Img_1109blog 切通しの両側には藪椿の大きな木がたくさん見られます。

前日の雨による落ち椿が古道を彩ります。

                         

                        

                         

                                                        

                                                        

Img_1095blog Img_1098blog 名越切通のほぼ真ん中の位置にある「まんだら堂やぐら群」です。

ひとつひとつは2m四方の小規模なものですが、150穴以上が確認されているそうです。

                                                                                                             

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数年来非公開になっていましたが、史跡整備のための発掘調査や整備事業を経て、臨時公開されることを知り、足を運びました。

以前は「まんだら堂跡」と呼ばれ、梅、桜、ショカッサイ、花菖蒲、ゼニアオイ、ヒオウギズイセン、アジサイ、そして紅葉が季節ごとに咲き競っていましたが、すっかり整備をされてしまっていて、私的には残念でなりません。

                                                        

                                                       

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「大切岸(おおきりぎし)」は、鎌倉幕府が三浦一族からの攻撃に備えるために、切通の整備と一体のものとして築いた防衛遺構だといわれてきましたが、平成14年度に発掘調査の結果、14~15世紀頃の石切り場の跡だということが確認されたそうです。

                                           

                                           

                                                        

                                                        

今年の「まんだら堂やぐら群」の臨時公開は、3月10日(土)、11日(日)、17日(土)、18日(日)、20日(祝)の午前10時~午後4時、入場無料です。

( 2012年3月11日撮影  逗子市・名越切通、まんだら堂 )

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氷室(ひむろ)椿園

2012-03-14 00:46:42 | 花・風景

氷室椿園は、茅ヶ崎駅南口から歩いて15分程度、閑静な住宅街にあります。

三井不動産の元副社長である氷室 捷爾(しょうじ)・花子夫妻の庭園を、
ご遺族が茅ヶ崎市に寄贈したもので、平成3年10月に開園しました。

庭園には約250種の椿が植えられ、中でも氷室さんが育成をされた「氷室雪月花」は、白や淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種です。

Dscn4528blog まだ最盛期では無く、開花している椿は数種だけでしたが、初めて見る品種があり楽しむことができました。

「関東数奇屋(かんとうすきや)」

可愛らしい淡いピンク色で一重の猪口咲きです。

                                           

                                                                                      

Dscn4533blog 「太郎庵(たろうあん)」

初めて見る品種でしたのでネットで調べてみました。

熱田神社の境内にある樹齢300年を越える淡紅の花をつけるやぶ椿の一種で、江戸中期古渡に住む高田太郎庵という茶人が、愛好したことでこの名があるのだそうです。

中輪のピンクの筒咲きで気品があります。

                                                        

                                                        

Dscn4536blog 「参平椿(さんぺいつばき)」

桃~濃桃地の白の縁取り(白覆輪)の花に、紅の幅広い縦の絞りがわずかに入ります。

愛知県半田市の茶人で愛椿家・小栗参平氏の遺愛の品種。

1968年に華道家・安達潮花氏が参平翁にちなんで名を「参平椿」としたそうです。

                                                                                                 

Dscn4547blog 「白唐子(しろからこ)」

別名:「加賀椿(かがつばき)」「白芥子(しろけし)」

小輪、一重の唐子咲きで古品種です。

紅唐子に比べ小さめですが、上品で愛らしい品種です。

                                           

                                                        

                                                                                                   

Dscn4522blog Dscn4539blog

名札が付いていなくて品種名がわかりません。

数年前に訪れたときには、もう少し多くの名札が付いていたような気がするのですが…

                         

                         

                                                        

                                                        

( 2012年3月8日撮影  茅ヶ崎市・氷室椿園 )

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ロゼ・フローラ、オウバイ、マメカミツレ

2012-03-10 01:42:49 | 鎌倉

Img_1064blog 鎌倉に行くとちょっと寄ってしまう大巧寺、境内に植えられている様々な品種の椿は、まだ一部しか咲いていませんでした。

でも、比較的開花が遅めの「ロゼ・フローラ」が咲き始めていました。

中国原産でイギリスに渡った品種だそうです。

花は濃桃色でラッパ咲き、画像ではわかりにくいのですが、葉も花も他の品種に比べかなり小さくとても可憐で人気者です。

                                                       

                                                         

Img_1062blog Img_1063blog 本堂前、利休梅(りきゅうばい)の下で鮮やかな黄色の花を咲かせている「オウバイ(黄梅)」です。

和名に“梅”という字が使われていますが、モクセイ科のつる性落葉低木です。

原産は中国で「迎春花」、早春に花を咲かせるところからきているそうです。

花期にはまだ葉は出ていませんので、咲き始めるとすぐにわかります。

                                                       

大巧寺から鎌倉駅に向かう前に、駅前の某銀行の植え込みにマメカミツレの花が咲いているのを見つけました。

昨年一掃されてしまっていたので、もうこの場所では見ることができないと思っていたのですが、どっこいちゃんと残っていたようです。

Img_1071blog Img_1072blog この花を知ったのは、6年前の大船フラワーセンターでした。

ミコシグサやセンニンソウの髭を教えてくださった林の子さんに連れて行かれた大きな欅の木の下、地面にへばりつくように生えていて、マクロレンズで覗かなければ花が咲いているとはわからないほど小さな花でした。

たぶんこれが小さな雑草に嵌る第一歩になったのだと思っています♪

                                                       

                                                       

                                                        

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「マメカミツレ」  キク科マメカミツレ属 

葉がハーブの“カミツレ”に似ていて、それより小さいから“マメ”…が名の由来だとか(笑)

オーストラリア原産の1年草で、1940年ごろ見つかり、今では暖地を中心に帰化しているそうです。

花は5~8㎜、中心部に黄白色の筒状花がたくさんあり、まわりに雌花が並んでいます。

画像は咲き初めからの変化を並べていますが、詳細については林の子さんが以前作ってくださった『マメカミツレ 詳解』で図解をしてくださっていますので是非ご覧ください。

意外に身近なところで見つけることができる花ですから、探してみてください。

 ( 2012年3月4日  鎌倉・大巧寺、鎌倉駅前 )

                                                         

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ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ショカッサイ、ナノハナなど…金沢街道沿い

2012-03-08 23:16:06 | 鎌倉

先週の日曜日は、鎌倉駅からバスで十二所まで行き、光触寺~明王院~浄明寺~荏柄天神~大巧寺を花散歩♪

14000歩のコースでした。

寺社などの花の様子はすでにご紹介しましたが、今日は道沿いやちょっと寄り道をしたところに咲いていた花を見ていただきたいと思います。

Img_0868blog_2 とは言っても、どこにでも生えている雑草と呼ばれてしまいますが、春の訪れを感じさせてくれる健気な花たちです。

「ヒメオドリコソウ(姫踊り子草」

シソ科オドリコソウ属で、ヨーロッパ原産の2年草です。

横顔はちょっとウツボに似ているけれど、群生して咲いていると可愛いんです。

                                                        

                                                        

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上のヒメオドリコソウと同じシソ科オドリコソウ属の「ホトケノザ(仏の座)」です。

2枚の葉が茎をとりまく形が、蓮華座(蓮の花をかたどった、仏像をすえるための台座)に似ているところから付いた名前だそうです。

春の七草のホトケノザは、キク科のコオニタビラコのことで、このホトケノザとは別の植物です。

私はいつも、ヒメオドリコソウとホトケノザの名の区別がわからなくなり、両方を一緒に見て思い出しています。

                                                       

                                                        

Img_0890blog 今年初めて見つけた「ショカッサイ(諸葛菜)」、花の図鑑では「オオアラセイトウ」と紹介されています。

一般的には「ショカッサイ」また「ハナダイコン」の名の方が知られているように思います。

アブラナ科オオアラセイトウ属で、中国原産の2年草です。

江戸時代に渡来し観賞用に栽培されていたものが、野生化し、最近ではあちらこちらで見ることができます。

                                                       

                                                        

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3月10日の誕生花の「ナノハナ(菜の花)」です。

春の畑を鮮やかな黄色に染まった春の畑は、日本の原風景ではないでしょうか。

ナノハナは厳密にいうと、菜種油をとるために栽培する油菜(あぶらな)と、観賞用の花菜(はなな)との2系統に分かれますが、最近はとくに区別をせずに、どちらもまとめてナノハナと呼んでいるそうです。

                                                        

( 2012年3月4日撮影  金沢街道沿い )

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荏柄天神、金沢街道…梅、万作、藪椿など

2012-03-08 00:16:25 | 鎌倉

Img_1052blog Img_1050blog 鎌倉では早咲きと言われている荏柄天神の紅梅ですが、さすがに今年はほぼ1ヵ月遅れの開花になりました。

合格祈願の時期には間に合わなかったかもしれませんが、祈願成就のお礼参りには紅梅が出迎えてくれます。

本堂左の白梅はまだ蕾ですが、蕾はずいぶん膨らんできていますので開花はもうすぐ。

朱色の本堂をはさんで紅白の梅を楽しむことができます♪

                                                        

Img_0884blog Img_0904blog 金沢街道沿いにある明王院は撮影禁止なのですが、個人のお宅の梅が満開に近く、とても綺麗でした。

                  

                  

                                                        

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Img_0919blog 浄明寺バス停近くの赤いマンサク(万作)に黄色の花弁が混じっています。

先祖返りと思われます。

ここでは毎年見ることができ、楽しみになっています♪

                   

                                                        

                                                        

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                                                       バス通りに沿って流れている滑川(なめりがわ)沿いには藪椿がたくさんの花をつけ、夏みかんの黄色い実も…きれいです。

                                                        

( 2012年3月4日撮影  鎌倉・荏柄天神~金沢街道 )

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鎌倉・浄妙寺…梅、マンサク、フキノトウなど

2012-03-06 23:14:18 | 鎌倉

竹の寺で知られている報国寺のちょっと先にある浄妙寺は、鎌倉五山第五位の寺格をもつ臨済宗建長寺派のお寺です。

源頼朝の家臣の足利義兼(よしかね)が1188年に創建し、本堂裏の墓地に足利貞氏のお墓があります。

Img_1012blog Img_1003blog 山門を入ると本堂までの参道の両側には、四季を通していろいろな花咲き、楽しむことができます。

ほぼ1ヵ月遅れですが、今は白梅と紅梅が見頃を迎えていました。

木の根元には福寿草があちらこちらに…

一重の福寿草もありましたが、少し花弁がよれてしまっていて残念でした。

                                                        

Img_0928blogサンシュユの蕾が可愛い頭を覗かせていました。

これも可愛くて好きな姿です。

                                           

                                           

                                           

                                           

                                                        

                                                       

                                                       

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本堂脇に植えてある椿、名札が無いので品種はわかりませんが、花ごとに花弁に入る斑が違って魅力的です。

花芯に白い唐子弁が見えるのも、可愛いです。

                         

                                           

                                           

                                                       

                                                        

Img_0952blog Img_0951blog

茶室横のマンサク(万作)も、細い花びらを開いていました。

                        

                         

                         

                                           

                                           

                                                       

                                                        

Img_0976blog Img_0971blog こちらのマンサク(万作)には、葉がまだたくさん付いたまま。

銀色に見える葉と赤みのかかった黄色の調和もなかなかのものです。

                         

                         

                         

                                                        

                                                        

Img_0979blog_2 Img_0980blog_2 Img_0991blog_2             

            

            

            

            

            

                                                       

                                                        

                                                        

フキノトウ(蕗の薹)の花です。

雌雄異株ですが、この画像のは雄株だと思います。

アップで見るとひとつひとつの花が可愛く、キク科だということがわかりますね。

( 2012年3月4日撮影  鎌倉・浄妙寺 )

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節分草(せつぶんそう)

2012-03-05 00:38:39 | 鎌倉

ちょうど節分の頃に見られることからついた名を持つ「節分草(せつぶんそう)」です。

Img_0947blog_2 Img_0941blog_2 自生地は山地のブナ林など、落葉広葉樹林ですので、鎌倉にもともと生えていたものではありません。

でも、丹精込めて育てられ、毎年少しずつ株を増やしているようです。

きっと居場所を「ここ♪」と決めたのかもしれませんね。

キンポウゲ科の多年草で、「ユキワリソウ」の別名もあります。

草丈10cmに満たない小ささですが、一度見たら忘れられない華奢で可憐な花です。

                                                        

Img_0949blog Img_0962blog 白い花弁に見えるのはガク片で、ほんとうの花びらは黒紫色の雄しべのまわりにある黄色の蜜槽なのだそうです。

                   

                   

                                                        

( 2012年3月4日撮影  鎌倉・浄妙寺 )

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鎌倉・光則寺…侘助椿、白藪椿、白梅

2012-03-01 23:37:05 | 鎌倉

Dscn4488blog 今年はもう降らないと思っていた雪が、2月最後の日に降りました。

仕事へ行く前にちょっと寄り道、地元の雪景色を撮りました。

残念なことに、久しぶりに持ち出したコンパクト・デジカメ、10枚ほど撮ったところで電池切れ…

今回の雪は水分が多く、道路の雪はすぐにシャーベット状になり、夕方にはほとんどが解け始めてしまいました。

                                                       

                                                       

                                                                                                                 

Dscn4492blog Dscn4496blog

近くの公園では雪だるまを作っている親子が、降りしきる雪の中で楽しそうでした。

テーブルの上には小さな雪だるま、小枝の手もつけてもらって、笑っていました。

                               

                              

                                                        

                                                        

                              

                *******************

間があいてしまいましたが、先週末に行った光則寺で撮った侘助椿などをご紹介します。

Img_0710blog_2 Img_0719blog

Img_0729blog             

            

            

            

            

            

                                                       

                                                       

            

左から「胡蝶(こちょう)侘助」、「雛(ひな)侘助」、「相模(さがみ)侘助」です。

胡蝶は地植えされていますが、客殿入り口には鉢植えで5~6種の侘助椿が置いてあり、これから次々に可愛い花を咲かせます。

Img_0765blog Img_0766blog 土牢へ上る石段の斜面に生えている白梅が7分咲きほど、やっとたくさんの花をつけた梅を見ることができました。

今日の暖かさで、横浜も梅の開花宣言が出たようですので、今度の週末には鎌倉でも楽しむことができるのではないでしょうか♪ 

                                           

                                           

                                                       

                                          

Img_0775blog 土牢前の白藪椿(だと思っているのですが、、、)、なかなか綺麗な状態のを撮ることができないのですが、先日はなんとか…♪

赤い藪椿も素朴で好きですが、この白い藪椿を見て以来、毎年の楽しみになりました。

Img_0785blog_2 出始めたフキノトウをどなたかが折って行かれたようですが、その下から三つほど花が顔を出していました。

                                                        

                        

                                                      

                        

Img_0790blog Img_0797blog 山門手前の個人のお宅の梅の老木が5分咲き、枝を大きく伸ばしているので、見ごたえは十分です。

今週末にはかなり咲いているのではないでしょうか。

                                                        

                                                        

( 2012年2月26日   鎌倉・光則寺 )

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