コナスビ(小茄子) サクラソウ科
久しぶりのコナスビ、近くの公園や鎌倉でも以前はよく見られたのですが、、、
茎は地上を這うように広がり、葉の付け根に小さな黄色の花をつけるので、
うっかり見逃してしまうということも、見つけられない原因かもしれません。
ナルコユリ(鳴子百合) キジカクシ科
山地の林下に生える多年草だそうですが、
生えていた場所は草刈りをした農地の日当たりの良い斜面でした。
まだ蕾の状態で花を見ることができませんでしたが、、、
ホウチャクソウ(宝鐸草) イヌサフラン科
長さ205~3センチほどの花は、白色で先端が緑色を帯びています。
下向きに垂れ下がり、風にゆらゆら…
ホタルカズラ(蛍蔓) ムラサキ科
日当たりの良い乾いた山地に生える多年草です。
前出のナルコユリと同じ場所に数株が生えていました。
上部の葉の付け根に2センチほどの青紫色の花を付けますが、
舞岡公園ではピンクの花もありました。
マムシグサ(蝮草) サトイモ科
( 撮影日:2019年5月5日 )
キンラン(金蘭) ラン科
山地や丘陵の林下に生える高さ30~50センチの多年草です。
開発される前は山地だったからか、近くの公園でも数本ですがキンランを見ることができます。
茎の先に長さ1.5センチほどの黄色の花を付け、林下でもよく目立ち見つけやすいです。
新治市民の森では思った以上、たくさんの花を見ることができましたし、
数本がかたまって咲いている様子は見応え十分(^^♪
最後の画像の個体は、ほかのに比べかなり色が薄めで初めて見ました♪♪
ギンラン(銀蘭) ラン科
キンランに比べると草丈は低めで10~30センチ、
まばらについている白い花は1センチ程度です。
花は平開しませんが、楚々とした立ち姿は雰囲気があります。
コバノタツナミ(小葉の立浪) シソ科
図鑑には“ 海岸や海に近い山の岩上などに生える ”と書いてありますが、
鎌倉の寺社でも、個人宅の庭ででも結構見ることのできる花ですが、花色は淡い紫や白。
↑のようなピンク色のは初めて目にし、
また、市民の森で見られるとは思ってもいなかったので、びっくり&大喜び!
オカタツナミソウ(丘立浪草) シソ科
前出のピンクのコバノタツナミとは全く違う区域、雑木林の縁に生えていました。
草丈は20~50センチでコバノタツナミに比べ大型です。
( 撮影日:2019年5月5日 )
ミツバウツギという木があることは最近知ったのですが、
新治市民の森にあるとは知らず、
たまたま里山交流センターに掲示してあった花の写真の中にミツバウツギを見つけ、
キンランなどを撮りながらも気持ちはミツバウツギへ(^^;
ほぼ諦めかけた時に葉が三つ葉で白い花がたくさんついている木を見つけました♪
ミツバウツギ(三葉空木) ミツバウツギ科
山地に生え、高さ3~5メートルになる落葉低木
白い花がユキノシタ科のウツギに似ていることから、名前に「ウツギ」と付いたようです。
5~6月、枝先に円錐花序をだし、長さ約8ミリの白い花を開きますが、
すべてが開くわけではなく閉鎖花の方が多かったように感じました。
外側の白い花弁に見えるのはガク片で、その内側に先が少し開いたのが花弁です。
雄しべの葯が暗黄色以外は砂糖細工のような白色で、不思議な雰囲気の花だと感じました。
コゴメウツギ(小米空木) バラ科
直径約4ミリの小さな白い花、
ウツギと名についていますがユキノシタ科ではなくバラ科、
へら形をしているのが花弁で5個、卵円形をしているのがガク片。
雄しべは10個、雌しべは1個です。
端正な形をした花ですが小さくて、肉眼では気付きませんでした。
ツリバナ(吊花) ニシキギ科
山地に生える落葉低木
葉腋から長さ6~15センチの柄を出し、淡緑色または淡紫色を帯びた花を開きます。
花径は6~7ミリ、風に揺れて撮るのに四苦八苦。。
( 撮影日:2019年5月5日 )
5/5(日)、以前から行ってみようと思っていた新治(にいはる)市民の森へ行ってきました。
最寄り駅はJR横浜線・十日市場、駅から歩いて15分くらいで“にいはる里山センター”に着きます。
横浜市が作成しているガイドマップによると、
新治(にいはる)市民の森は、横浜市北西部の丘陵地帯に位置する市民の森で、
平成12年3月に開園。面積は約67.2haで、最も大きい市民の森だそうです。
今回歩いたのは、
にいはる里山交流センター→向山→油窪(あぶらくぼ)→剣見坂(けんみざか)
→みはらし広場→谷戸田(やとだ)→にいはる里山交流センター
で、全体の3分の1程度でしょうか。
どのような花に出会えるかわくわくきょろきょろ…
キンラン、ギンラン、ピンクのコバノタツナミソウやミツバウツギ、コゴメウツギなどなど
大満足の一日になりました♪
花のご紹介は明日以降、今日は風景などを先にご紹介します。
数日、新治市民の森にお付き合いください。
右手に広がるのが新治市民の森です
向山付近は竹林が広がり、一部は私有地のようでした
大型のシダが生い茂るエリア
ムラサキハナナとセリバヒエンソウなどの野草がいっぱい
初めて見ることができた「ミツバウツギ」
ナナホシテントウムシ?
ミツバウツギ
谷戸田までは平坦な道でした
谷戸田
里山交流センターの池
花弁がピンク色をしたニョイスミレ(?)
普通のニョイスミレに比べて、花弁が少し長いような…
普通のニョイスミレ
( 撮影日:2019年5月5日 )
例年5月に入ると境内の通路や客殿入口付近にヤマアジサイの鉢が並び始め、
光則寺のヤマアジサイの季節が始まります。
けれども、今年は蕾が上がる時期に寒暖の差があったりと天候不順が影響したのか、
かなりの品種で蕾が付かなかったり、地上部が枯れてしまったりと
深刻な状態になっているとのお話しでした。
でも、かなりの数の品種を保有・管理をされていますので、
今月半ばから6月にかけ楽しむことができるのではないかと期待をしています。
滝の粧(たきのよそおい)
今年の新入りさん、まだポット植えの小さな株です
どのような装飾花や両性花になるのか楽しみです♪
伊予大輪(いよたいりん)
今年の新入り2番手、装飾花・両性花共に開いていますし、
ちょっと見ごろは過ぎた印象です。
品種名に「伊予」がついているので、産地はたぶん愛媛県、
葉からコガク系のヤマアジサイかと思います。
冬の瀬(ふゆのせ)
新入り3番手、これもポット植えの小さな株
でも、装飾花に色が入りはじめています。
屋久島コンテリギ
いくつか蕾が付いていましたので、
今年もあの特徴的な装飾花を見ることができそうです(^^♪
九重山(くじゅうさん)/霧の三彩(きりのさんさい)
特徴的な斑の入った葉、今年は特にはっきりしていて今後が楽しみです。
新宮テマリ(しんぐうてまり)
木曽変化(きそへんげ)
蕾はまだまだ固いけれど、、、
龍馬1(りょうま)
装飾花が2つしかついていませんが、“良く蕾をつけてくれたね!” ということで。。♪
清澄(きよすみ)
海棠の古木前に並べられ準備OK
ですが、、白に赤の覆輪の装飾花が見られるのはもう少しあとです。
ガクウツギ
地植えで、すでに両性花も開いて見頃です
台湾トキワアジサイ
冬も葉が枯れることがありません。
境内のヤマアジサイの中で、開花一番乗りです。
( 撮影日:2019年5月4日 )
今日も境内に咲いていた花などをご紹介します。
シャガ(射干)
ニョイスミレ
裏山の斜面にたくさん咲いていました
6月になるとアジサイが両側に咲きますが、今はまだ緑
本堂裏のハクウンボク(白雲木)に白い花がたくさん咲いていました
ヤクシマスミレ(屋久島菫)
花径1.5センチほど、花に比べ葉は小さめです
境内随所にあったエビネは本堂脇に一部がお引越し
白花のコバノタツナミソウ(小葉の立浪草)
樹齢180年と言われているカイドウの古木、
割れ目から世代交代が進行中です
盆栽のゴヨウマツ(五葉松)に花が付いていました
オダマキ(苧環)
エンコウソウ(猿猴草) キンポウゲ科
沼や湿地の中に生えますが、光則寺では蓮の鉢に植えられています。
名の由来は、茎が長く横に伸びることから手長猿の手足に見立てたそうです。
深緑の境内
ミヤコワスレ(都忘れ)
ヤマアジサイ「キヨスミ(清澄)」は定位置に並べられました
シラン(紫蘭)とチョウジソウ(丁子草)
山門前のシロフジ(白藤)、見頃はちょっと過ぎていました
( 撮影日:2019年5月4日 )
5月に入り初めての花撮影♪
例年では奥多摩コアジサイやコアジサイ、コガク系のヤマアジサイが咲いているので、
いざ!鎌倉・光則寺!!…ですが、
残念ながら今年はヤマアジサイの状態が良くなく、蕾の付き具合もいまいち。
でも、時期がくればきっと♪と期待をしながら待つことに(*^^)v
4/21撮影の舞岡公園の花のアップがまだですが、
先に光則寺境内に咲いていた花たちを、今日から3回に分けてご紹介します。
マルバウツギ(丸葉空木) ユキノシタ科
山藤が咲き終わると、鎌倉の山際にはこの白い花が咲き始めます。
光則寺ではちょっと早めの一枝に花が付いていました♪
コケリンドウ(苔竜胆) リンドウ科
小さな小さなリンドウ、山門入って正面の石碑下の芝の中で毎年咲きます。
2年草ですが、次々と新しく株ができるので大丈夫。。
チョウジソウ(丁子草) キョウチクトウ科
淡い青紫色の花と明るめの黄緑色の葉は、何とも言えない雰囲気です。
ヒョウタンボク(瓢箪木) スイカズラ科
咲き初めは白でその後黄色になることからキンギンボクの別名を持ちます。
枝の上部の葉脈に2個ずつ花を付け、果実が合着しヒョウタン形になり、6~7月に赤くします。
見た目はおいしそうですが、猛毒なので試食は禁止です(^^;
白花のオドリコソウ(踊子草) シソ科
毎年かろうじて見ることのできた場所のピンクのオドリコソウは、今年は全く姿が見られませんでした。
昨年から別の場所に植えられた白花は、2本ほど花を付け、
小さな株が少しずつ広がっているようです。
来年はもう少したくさんの花を見ることができるかもしれません♪
境内の通路脇は緑が濃くなり、雑草を含めたくさんの植物が押し競饅頭しています
( 撮影日:2019年5月4日 )
4/29(祝)、次男家族と久里浜・花の国へ行ってきました。
撮影が目的ではは無かったので、ワイドレンズ1本の軽装備…♪
ポピーは2分咲き程度でしたが、近年人気のネモフィラのブルーの花がポピーの隙間を埋め、
奥の花壇ではネモフィラだけが植えられていました。
花壇と遊歩道の境目で白花のホトケノザを見つけ、少しだけ撮影モードに。。
マクロレンズを持ってこなかったことをちょっと後悔しながらも、楽しむことができました。
咲き進むと唇弁がほんのりピンクになるようです
オオイヌノフグリに混じって
ネモフィラとスギナとも♪♪
普通のピンクのホトケノザとも共存していました
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園内の風景
キバナオドリコソウ
( 撮影日:2019年4月29日 )