ミツバウツギという木があることは最近知ったのですが、
新治市民の森にあるとは知らず、
たまたま里山交流センターに掲示してあった花の写真の中にミツバウツギを見つけ、
キンランなどを撮りながらも気持ちはミツバウツギへ(^^;
ほぼ諦めかけた時に葉が三つ葉で白い花がたくさんついている木を見つけました♪
ミツバウツギ(三葉空木) ミツバウツギ科
山地に生え、高さ3~5メートルになる落葉低木
白い花がユキノシタ科のウツギに似ていることから、名前に「ウツギ」と付いたようです。
5~6月、枝先に円錐花序をだし、長さ約8ミリの白い花を開きますが、
すべてが開くわけではなく閉鎖花の方が多かったように感じました。
外側の白い花弁に見えるのはガク片で、その内側に先が少し開いたのが花弁です。
雄しべの葯が暗黄色以外は砂糖細工のような白色で、不思議な雰囲気の花だと感じました。
コゴメウツギ(小米空木) バラ科
直径約4ミリの小さな白い花、
ウツギと名についていますがユキノシタ科ではなくバラ科、
へら形をしているのが花弁で5個、卵円形をしているのがガク片。
雄しべは10個、雌しべは1個です。
端正な形をした花ですが小さくて、肉眼では気付きませんでした。
ツリバナ(吊花) ニシキギ科
山地に生える落葉低木
葉腋から長さ6~15センチの柄を出し、淡緑色または淡紫色を帯びた花を開きます。
花径は6~7ミリ、風に揺れて撮るのに四苦八苦。。
( 撮影日:2019年5月5日 )