外出時には
一枚羽織るようになった
もう赤とんぼも見かけなくなった
それでも夕暮れ時に自転車をこいでいると
知らぬ間に
童謡のあかとんぼを口ずさんだりする
負われた記憶はあまり残っていないが
母親の背中をイメージする
歌に出てくる背中は
15で嫁に行った姐やの背中らしいが
5歳のときに母が弟と家を出た 作詞者の三木露風も
姐やの背中に
母の背中も重ねて想っていたのではないだろうか
一枚羽織るようになった
もう赤とんぼも見かけなくなった
それでも夕暮れ時に自転車をこいでいると
知らぬ間に
童謡のあかとんぼを口ずさんだりする
負われた記憶はあまり残っていないが
母親の背中をイメージする
歌に出てくる背中は
15で嫁に行った姐やの背中らしいが
5歳のときに母が弟と家を出た 作詞者の三木露風も
姐やの背中に
母の背中も重ねて想っていたのではないだろうか