Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

しゃっくり

2012-11-10 | 想い・雑感
咳が続くと
体力を奪っていくのと同様
しゃっくりがいつまでも止まらないというのも
つらい症状の一つであり
エネルギーを奪っていく

良いといわれる薬を使用しても
止まらない人が少なからずおられる

癌末期の方の場合
 横隔膜に癌が広がっている
 胸水や腹水が刺激になる
 神経叢への癌の浸潤
 血液の電解質やpHの異常
 胃が張る
 抗がん剤その他薬の使用 その他
などなど多くの要因が原因となりうる

しゃっくりを止める為に
いろいろ試みるが一晩中止まらないこともある
ぴたっととまる
有効な方法がほしい

患者さんも 私も

最初の記憶

2012-11-10 | 想い・雑感
どんなに思い出そうとしても
自分が生れ落ちたときのことは思い出せない

幼稚園の面接に行った記憶はあるので
3歳の後半くらいの記憶はあるのかもしれない
頭に浮かぶ映像が
それより前なのかあとなのか分からないものもおおいから
実際一番古い記憶がなんなのか分からない

生まれたときが良く分からないのと同じように
きっと死ぬときも分からないだろう
臨終を言い渡されるときというのは
すでに分からぬ場所に行ってしまっているはずだ

そのあとどこに行くかは尚更分からない

どこから来て どこへ行くのか
結局分からずじまいで
この世の生を終える

それまでは
ただ 生きる
今を 生きる

カラス

2012-11-10 | 想い・雑感
友達とキャンプをしたとき
カレーの具を煮込みながらみなで歌を歌っていたら
後で入れるべきカレーのルーを取っていかれた

自転車に寝袋やテントを積み
北海道を旅行していたとき
サドルに括りつけたカップめんを持っていかれた

回収前の生ごみを
散らしまわす

野良の子猫を襲う

などなど
どうもカラスは好きになれません
大きなくちばしやぐりぐり目玉を見ると
少し怖い気もします

でも秋の夕暮れに
その声を聞くと
なんだかしんみりしてしまいます

恐らくからすの声は変わっていないのに
人間の受け取り方で
声も違って聞こえるのでしょう

勝手なものです

季節感

2012-11-10 | 想い・雑感
当直をしていると
インフルエンザの患者さんが
時に受診するようになってきた

病院で感じる
季節

昨日
インフルエンザワクチンの予防接種を受けたばかり
まだ防御能は
ないよね

氷嚢

2012-11-10 | 想い・雑感

氷嚢と聞いて思い浮かべる映像は
どのようなものなのだろうか

私の場合は
熱を出してうなっているときに
枕元から伸びた支柱にぶら下げ
額に乗せている氷嚢を思い浮かべる

幼稚園か小学校低学年の頃だと思うが
熱をだすと
頭の下には氷枕
おでこの上には氷嚢という具合に
してもらったことがある

それで熱が下がるわけでもないが
その冷たさが気持ちよく
少し楽になるような気もした

病院ではおでこに乗せた氷嚢を見たことがないが
かつての病院では
使用されていたのだろうか
下記の歌は間違いなくおでこの上に乗っている

「氷嚢の下より
まなこ光らせて、
 寝られぬ夜は人をにくめる (啄木)」