Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

熱燗

2012-11-28 | 想い・雑感
湯呑に酒を注ぎ
その時の気分で30秒から60秒レンジに投入

時間なりの温もりを感じつつ
飲む

有難いものです
特にこう寒くなってくると
余計に幸せを感じます

飲みすぎで辛い思いをしたことは
随分あったと記憶しますが
いまやそこまでの飲み方をすることもなく
したいとも思いません
ただ ちょっと懐かしいかな

大学入学直後の歓迎コンパ
まだ17歳だったのか18歳の誕生日を迎えていたのか忘れましたが
先輩が「おい、大丈夫か」と言うのも聞かずに
グイグイ飲んでしまった
最後は両方から先輩に抱えられるようにして下宿へ
道の両サイドの街灯が
ゆっくりフラフラ揺れながら
後ろに流れていく映像を覚えています

その夜中か明け方近く
どうしようもなく押し寄せる気持ちの悪さ
ああ 思い出したくもないけど やはり懐かしい

抗癌剤治療が効かなくなったとき

2012-11-28 | 想い・雑感
胃がんや大腸癌に対する抗癌剤治療の進歩は
2000年以前に比べ目を見張るものがある

以前なら数ヶ月で見送らざるを得なかった命が
年単位で保てることも普通に見かけることになっている

でも抗癌剤治療はいずれ効かなくなるわけで
根治を得られる治療ではない

代表的治療を行ってしまったあとは
もう選択できる薬剤がなくなることになる
この時さらに抗がん剤の組み合わせを替えてなんとか治療を継続するか
抗がん剤の使用を中止するか
この二者択一は難しい
再発がわかった時にまずは抗癌剤治療を行ったほうが良いと思うが
効かなくなったあとは考え方による

患者さんと相談することになるが
最近私は
そうなったとき頑張りすぎるより
あっさりと抗癌剤治療をやめてしまっても
良いかなと思うようになってきている

それまでの治療で体は見た目以上に痛めつけられており
体の抵抗力も落ちている
抗癌剤治療の中止により
正常細胞の活力が復活し
人生の最後の一時期を
体調よく過ごせる場合があるように思うからである

抗癌剤治療中止後の経過は
思ったより穏やかな場合が多いように感じるからである

ただし中止後の経過は人により大きく異なる
相談しながら道を探っていくしかない

あと少し

2012-11-28 | 想い・雑感
「あと一口、をやめておかないと
後が大変になる。」

胃の手術を受けた後
まったく手術のことなど気にせず
食事をすることができる方もおられるが
やはり用心が必要

あと少しを食べてしまうと
胃がはってにっちもさっちもいかなくなり
1時間近く苦しむことになる

手術をしていない人だって
勢い良く食べすぎて
気がつけば胃がぱんぱんで身動きが取れない
などという経験をされた方はおられるだろう
術後はそれがさらにデリケートになる場合がある

まああと少しを我慢できるかどうかというのは
食べることだけでなく
生き方にも繋がる話かもしれません

あそこで止めとけばよかった・・・
と思っても後の祭り

永遠

2012-11-28 | 想い・雑感
自分の心を眺めてみると
怒・喜・思・憂・悲・恐・驚

毎日毎日慌ただしい

これが生きている
ということかもしれない

死んでしまえば
感情もない

でも
自身がこの世を去った後も続く
この宇宙に
自身も繋がっている
という感覚はどうすれば湧いて来るのだろう

その感覚がなければ
死の不安 頼りなさ 恐れ
などなどを拭い去ることは難しいかもしれない