大相撲一月場所、千秋楽
大いに盛り上がった今回の大相撲一月場所。
5年半ぶりの横綱相星決戦、その千秋楽のその場所に
何ともラッキーなことに居合わせることが、出来た。
国技館は久しぶり。
息子が低学年の頃は、<相撲マニア>だったので
両国で場所がある時には良く相撲観戦にきた。
息子が相撲好きだということが知れると
何とも珍しい子供、ということで
色々な方から桝席にお誘いいただいたりも、した。
昨日も、息子をとても可愛がってくださっている
某高校の漢文の先生、ハシモト先生が
ご自身の生徒さんだったサメジマさんと
私と息子を
千秋楽、しかも正面桝席に招待してくださった
にぎやかな御茶屋さんを通り抜けて・・・
とにかく昨日の千秋楽はスペシャルだった。
まず、幕下の取り組みの最後のあたりで
席につく。
息子はまるでおじさんのように
慣れた感じで、
あぐらを組み、焼き鳥に手を伸ばす。
私は審判席にまず、貴乃花親方を見つける。
若いのに、渋いです・・・。
大相撲を見ながら
大量のお土産とお食事の袋をがさがさ・・・
今回、新発見のもの・・・
国技館ワイン
笹巻き寿司
先日、奈良へ旅行した時に
柿の葉寿司を食べ損ねたなあ・・・と悔やんでいたが
ここで、似たような<笹巻き寿司>が出てきて
私は大喜び
さあ、いよいよ、中入り後
力士たちが勢ぞろい。
そして、今日の主役の2人も
堂々と土俵入り。
朝青龍
白鵬
当然、本日は<満員御礼>
私は3つ、楽しみにしていたことが、ある。
勝ち越しがかかった<高見盛>の取り組み。
もちろん、横綱相星決戦。
そして・・・
審判席に<松ケ根親方>を探すこと
高見盛は相変わらず大人気で
その姿が現れると
他の取り組みをしていても
大歓声がわきおこる。
昨日は露鵬との<勝ち越し>をかけた一戦。
情けなさそうな顔をしたり
一人で懸命に気合をいれたり
何年たっても変わらないので
彼は<天然>なのだなぁ・・・
くるりと一回転して危ない序盤だったが
最終的に高見盛の粘り勝ち。
場内がぐんっと、盛り上がる
大相撲観戦は、日本のあらゆる文化が
大胆に息づいている。
庶民的なところでいえば、
食べたり、飲んだり、大声を出したりしながら
観戦していいこと。
写真をとったり、座布団をなげたり(これは本当は禁止しているらしい)。
<お行儀良く>していないところが
場を盛り上げるのに、一役買っている。
途中で、審判がかわり・・・
あっ・・・
松ケ根親方が、正面に・・・。
羽織を着た方が松ケ根親方
”happy-sanって、どうゆう人がタイプなんですか?”
聞かれると、私はすかさず
”松ケ根親方。”
と答える。
”・・・マツガネ マツガネって誰ですか?”
と首を傾げられることが多いのだが、
<元若嶋津、高田みづえの旦那>
というと、 ”ああ、あのハンサムだった・・・”
と、思い出す方もいる。
私は現役同時は全然興味は無かったけれど
それこそ、息子が<相撲マニア>だった時に
<相撲部屋を見たい>というので
色々な方にその話をしたところ
松ケ根部屋の練習を見る機会を得たのだった。
朝早くから、太った力士が汗だらだらで
がぶがぶ組んだり、転がったりしているのを観に行くなんて・・・
しばらくすると、
真ん中にどかっと腰をおろした
すんごいかっこいい人が現れた
それが、<松ケ根親方>
現役時代のように、オデブではなく
しかし、筋肉だけはちゃんと残っていて
浅黒く日焼けして、背は高くて・・・
きゃぁ~かっこいい
女将さんとなった高田みずえさんは
相変わらず小さくて可愛かった
私も松ケ根親方のためだったら、
朝早く起きて、割烹着着て、ちゃんこつくりますっ
いよいよ、三役が土俵に登場です
朝青龍も、緊張した面持ちで
自分の番まで待っています・・・
いよいよ、横綱の出番となると
場内の波動が最高潮まで上がっていくのを、感じる
歓声のせいではなくて
そのエネルギーが一気に上昇したせいで
耳のまわりに圧がかかったような状態になる。
朝青龍も、白鵬も、なんどもにらみ合う。
そして、動かない。
懸賞金の垂れ幕が土俵にのりきらないほど。
”はくほぉ~””はくほぉ~”
白鵬コールが圧倒的だ。
私もモチロン、白鵬コール。
なんとなく、純朴な感じの白鵬は
モンゴル出身だけど可愛い。
ここで、朝青龍を負かしたら、かっこいい。
がっぷりと組んで、両者どちらもひかない。
白鵬が持ち上げられた瞬間、
場内には悲鳴が・・・
しかし、落ち着いて白鵬
体制をとりなおし、
一気に朝青龍を、投げ飛ばす。
テレビでは写っていなかったけれど
ここで、場内、総立ち、となる。
内閣総理大臣杯
NHKの、インタビュー
おめでとう!白鵬!!
ひさしぶりにがっぷりと、
力強い横綱対決を見た私達、観客は大満足。
いささか興奮状態で、
大きなお土産袋片手に、国技館を出る。
”この、大きなお土産も日本文化ですね。”
と私が言うと、ハシモト先生、真面目なお顔で
”そういうことですね。”
チームマイナス6%の私としては
これは、無駄なんではないだろうか、と
ココロの中で思いながらも
ずっしりと日本文化をぶる下げて家路につく。
松ケ根親方にもお会いできたし。
高見盛も勝ったし。
白鵬も勝ったし。
最高な気分での、
大相撲一月場所、千秋楽の夜。
大いに盛り上がった今回の大相撲一月場所。
5年半ぶりの横綱相星決戦、その千秋楽のその場所に
何ともラッキーなことに居合わせることが、出来た。
国技館は久しぶり。
息子が低学年の頃は、<相撲マニア>だったので
両国で場所がある時には良く相撲観戦にきた。
息子が相撲好きだということが知れると
何とも珍しい子供、ということで
色々な方から桝席にお誘いいただいたりも、した。
昨日も、息子をとても可愛がってくださっている
某高校の漢文の先生、ハシモト先生が
ご自身の生徒さんだったサメジマさんと
私と息子を
千秋楽、しかも正面桝席に招待してくださった
にぎやかな御茶屋さんを通り抜けて・・・
とにかく昨日の千秋楽はスペシャルだった。
まず、幕下の取り組みの最後のあたりで
席につく。
息子はまるでおじさんのように
慣れた感じで、
あぐらを組み、焼き鳥に手を伸ばす。
私は審判席にまず、貴乃花親方を見つける。
若いのに、渋いです・・・。
大相撲を見ながら
大量のお土産とお食事の袋をがさがさ・・・
今回、新発見のもの・・・
国技館ワイン
笹巻き寿司
先日、奈良へ旅行した時に
柿の葉寿司を食べ損ねたなあ・・・と悔やんでいたが
ここで、似たような<笹巻き寿司>が出てきて
私は大喜び
さあ、いよいよ、中入り後
力士たちが勢ぞろい。
そして、今日の主役の2人も
堂々と土俵入り。
朝青龍
白鵬
当然、本日は<満員御礼>
私は3つ、楽しみにしていたことが、ある。
勝ち越しがかかった<高見盛>の取り組み。
もちろん、横綱相星決戦。
そして・・・
審判席に<松ケ根親方>を探すこと
高見盛は相変わらず大人気で
その姿が現れると
他の取り組みをしていても
大歓声がわきおこる。
昨日は露鵬との<勝ち越し>をかけた一戦。
情けなさそうな顔をしたり
一人で懸命に気合をいれたり
何年たっても変わらないので
彼は<天然>なのだなぁ・・・
くるりと一回転して危ない序盤だったが
最終的に高見盛の粘り勝ち。
場内がぐんっと、盛り上がる
大相撲観戦は、日本のあらゆる文化が
大胆に息づいている。
庶民的なところでいえば、
食べたり、飲んだり、大声を出したりしながら
観戦していいこと。
写真をとったり、座布団をなげたり(これは本当は禁止しているらしい)。
<お行儀良く>していないところが
場を盛り上げるのに、一役買っている。
途中で、審判がかわり・・・
あっ・・・
松ケ根親方が、正面に・・・。
羽織を着た方が松ケ根親方
”happy-sanって、どうゆう人がタイプなんですか?”
聞かれると、私はすかさず
”松ケ根親方。”
と答える。
”・・・マツガネ マツガネって誰ですか?”
と首を傾げられることが多いのだが、
<元若嶋津、高田みづえの旦那>
というと、 ”ああ、あのハンサムだった・・・”
と、思い出す方もいる。
私は現役同時は全然興味は無かったけれど
それこそ、息子が<相撲マニア>だった時に
<相撲部屋を見たい>というので
色々な方にその話をしたところ
松ケ根部屋の練習を見る機会を得たのだった。
朝早くから、太った力士が汗だらだらで
がぶがぶ組んだり、転がったりしているのを観に行くなんて・・・
しばらくすると、
真ん中にどかっと腰をおろした
すんごいかっこいい人が現れた
それが、<松ケ根親方>
現役時代のように、オデブではなく
しかし、筋肉だけはちゃんと残っていて
浅黒く日焼けして、背は高くて・・・
きゃぁ~かっこいい
女将さんとなった高田みずえさんは
相変わらず小さくて可愛かった
私も松ケ根親方のためだったら、
朝早く起きて、割烹着着て、ちゃんこつくりますっ
いよいよ、三役が土俵に登場です
朝青龍も、緊張した面持ちで
自分の番まで待っています・・・
いよいよ、横綱の出番となると
場内の波動が最高潮まで上がっていくのを、感じる
歓声のせいではなくて
そのエネルギーが一気に上昇したせいで
耳のまわりに圧がかかったような状態になる。
朝青龍も、白鵬も、なんどもにらみ合う。
そして、動かない。
懸賞金の垂れ幕が土俵にのりきらないほど。
”はくほぉ~””はくほぉ~”
白鵬コールが圧倒的だ。
私もモチロン、白鵬コール。
なんとなく、純朴な感じの白鵬は
モンゴル出身だけど可愛い。
ここで、朝青龍を負かしたら、かっこいい。
がっぷりと組んで、両者どちらもひかない。
白鵬が持ち上げられた瞬間、
場内には悲鳴が・・・
しかし、落ち着いて白鵬
体制をとりなおし、
一気に朝青龍を、投げ飛ばす。
テレビでは写っていなかったけれど
ここで、場内、総立ち、となる。
内閣総理大臣杯
NHKの、インタビュー
おめでとう!白鵬!!
ひさしぶりにがっぷりと、
力強い横綱対決を見た私達、観客は大満足。
いささか興奮状態で、
大きなお土産袋片手に、国技館を出る。
”この、大きなお土産も日本文化ですね。”
と私が言うと、ハシモト先生、真面目なお顔で
”そういうことですね。”
チームマイナス6%の私としては
これは、無駄なんではないだろうか、と
ココロの中で思いながらも
ずっしりと日本文化をぶる下げて家路につく。
松ケ根親方にもお会いできたし。
高見盛も勝ったし。
白鵬も勝ったし。
最高な気分での、
大相撲一月場所、千秋楽の夜。