Happy-sanになろう!

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勝間和代さん VS 香山リカさん

2009年12月22日 | 波動をあげよう!
勝間和代さん VS 香山リカさん




この間、何気なくテレビのニュース番組を観ていた。
今年を振り返る、というようなキーワードの紹介の中で
<○○な女>みたいなくくりで色々紹介されていた中に
<カツマーな女>というような特集が、あった。


昨年、NHKの政治討論みたいな固い番組で
名だたる論客が互いの意見の相違にムキになって討論している中、
ひとりクールに対応していた女性、
その人が、勝間さんだった。

その後、勝間さんも離婚して子供を育てているという一面を知り
少し親近感を持ったものの、

”ベストセラーを生み出す人間というのは・・・”

というような記事だったと思うが
その、なんというか
自信が100%を超えてしまっているのが
なんとなく凄すぎて
ある意味怖すぎて

自己啓発本は私も大好きなのだけれど
勝間本にはひとつも手が伸びなかったのは、事実である。

”成功者”というのが前面に出た表紙に
女性が著者であるにも関わらず、

”優しさ””あたたかさ”が感じられないのが
その大きな理由だった。


そうしたら、その番組の中で
<カツマーを目指す女性たち>、というのを観て
すごい
女性たちにここまで信奉されているんだ、ということを知った。
(・・・ちょっと遅れていますね。ははは









新聞の下の方に掲載される
<新刊・話題の書>の広告を見るのが好きな私は

精神科医の香山リカさんの
<しがみつかない生き方>の紹介のところに

・勝間和代を目指さない

という項目があり、

なんとなく分かるような気がして苦笑したが

香山リカさんの出版から間もなく

勝間さんが香山リカさんの本を読んで
正直迷っている人のために書きました、という帯つきで

<やればできる>

という本を出版。


これも、すごい


いや、たぶん

香山さんも
私も
多くの人も

勝間さんがすごいのはよぉくわかっているのだ。

でも香山さんも書いていらっしゃるように

”そもそも、本当にマスコミに登場している成功者のような人生を
すべての人が歩む必要があるのだろうか。”

”あなたもこのメソッドで成功の道へ、というメッセージが
世の中にはあふれているが、
その道に乗るためには、
失敗することなんてない、
失敗する人は本人のせい、という強烈な否認のメカニズムを
心の中で起動させなければならない。”

と、ある。


これは非常に危険なシグナルでも、ある。







私は、どちらかというと
子供の頃から頑張り屋さんのほうだったので

<勝間式>がわからないではない。

頑張れば、出来る。
やれば、出来る。

勉強も、運動も、生徒会も、何でも頑張ってきた。

出来ない人には

”こうやってみたら?”なんて言いたくなる気持ちも
わからないではなかった。


そういう私の考え方を芯からやわらげてくれた人が、いる。


息子で、ある。


息子は自分自身であろうと、する。
誰かを真似することもないし
誰かと競争することも、無い。

正直、
受験の時などはもう少し競争心が欲しかったくらい。。。

皆が夢中になるゲームも少しはやってみたら、と思ったこともあるが
誰かが持っているから、という理由で
ゲームソフトを買うことも無かったし
マイペースでいながら
仲間はずれにされることも、無い。


学校でも<英検>が推奨され、
問題がおこった<漢検>は殆ど受験者もいないらしい。

ところが息子は
幼稚園の時から毎年1級づつ積み上げてきた<漢検>の勉強は
誰に言われることなく
寄宿制の学校にいても淡々と続けて、一人で受験した。


私は親でありながら
こういう息子の在り方も

”いいよなぁ・・・。”

と客観的に思っている。







人が持ってうまれたエネルギーには差が、ある。

で例えれば

ダンプカーのように沢山のものを積んで走れる車、

セダンのような中型車、

小さいけれど小回りのきく小型車。


どれにも長所もあり、短所もある。

小型車や中型車がダンプカー並みに荷物を積んでガーっと走れるわけでは、無い。


たぶん、

大切なのは、

誰かの声を聞くこと、ではなく
自分の声を聞くこと。


弱い自分や
情け無い自分や
受け入れてもらえない自分や
どおしよおも無いことに執着してしまう自分や

そんな自分を
抱きしめてあげること。


自分ひとりでは無理なときは
大声で助けを求めたらいいし、
大粒の涙を流してもいいんだと思う。

よく
このブログに登場する私の友人たちは

そんな
どおしよおもない、私を知っていて

”私がいないと、この人はちゃんと出来ない人だわ”

と思ってつきあってくれていると思う。
(みんな、愛してるよん


なんで、こんなことを書いたのかというと

前述のテレビ番組に出ていた
<カツマー>さんたちは
それでとっても幸せそうな人もいたし、
それでとってもしんどそうな人もいたのが、
気になったから。


”30代の頃は自分の好きなことばっかりしてましたから。”
といいながら
紹介された当時の写真の笑顔が最高に輝いていたのが、
気になったから。



今日は冬至で夜の時間が最も長い日。
ということで、長めのブログになっちゃいました
(・・・関係、無いか。)




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