YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

2015木の実シリーズ「ミズナラ」

2015-09-22 07:09:07 | 木の実


ミズナラ
ブナ科コナラ属の落葉広葉樹。

普段拾うクヌギやコナラよりも寒冷な土地に生えます。

そんなわけで写真は北海道小樽にて。9/21



まだ黄葉には少し早いようですが、どんぐりはたくさん落ちていました。

泊まった宿の周辺、いたるところにザクザクと落ちていました。拾っているそばから、バランバランと音を立てて落ちてきます。バランバランっていうのは途中、葉っぱに当たって落ちてくるときの音。当たらずに落ちてくる時はポトンと地面に当たります。



草むらにも、砂利道にも、とにかくたくさんのどんぐり…

で、ついつい広いすぎた結果がこちら。



ミズナラのどんぐりは大きくて迫力があるのですが、すぐに芽が出てきてしまうほど、成長が早いのです。

そんなわけで、早めに処理しないとどんぐり細工には使えなくなってしまいます。今夜帰ったらすぐに茹でておきましょう。

すぐに芽が出るから公園の明るい林床では、実生の苗がびっしり。



山グリを拾いました。こちらもたくさん落ちていました。



小樽って街のイメージだったんですが、綺麗な海と森、たくさんの自然に囲まれた風光明媚な場所なんです。

今泊まっているお宿↓







時が止まったような昭和な宿です。
周りには雑木林や公園。





宿の眼下には小樽の街。



朝から散歩して美味しいご飯食べて、いい気分です。今日はこれから海の方へ散歩に行く予定です。

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2015木の実シリーズ「ピンオーク」

2015-09-21 06:20:57 | 木の実


ピンオークはカナダ原産のどんぐり。レッドオークの仲間。樹高は高く、25~35mにもなるが、ご覧の通り実は小さく可愛らしい。平べったい殻斗(ぼうし)とスライム型の実がなんともキュート。

このピンオークの木が井の頭公園にあることを去年発見!



駐輪場脇の広いスペースに少なくとも6本の大木が植えられています。どんぐりも、ザクザクと落ちているうえ、拾う人も少ないようで、穴場です!

9/19に訪れてみると、すでにたくさんの実を落としていました。色が緑色なのでひょっとしたら虫食いの可能性もありますが、とりあえず経過観察中です。

昨年は、10/6の台風直後に拾いに行ったのですが!そのときは茶色のものの方が多かったです。

ヒートンをつけてストラップホルダーにつなぐだけで可愛らしいアクセサリーになります。



ヒートンはホームセンターなどで手に入ります。去年買ったものは16個入りで170円でした。ストラップホルダーは100均で10個セットという破格のものがあります。



さしてつなぐだけなので、1分もあれば作れますよ。ぜひお試しください(*^_^*)

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2015木の実シリーズ「クヌギ」

2015-09-15 07:19:46 | 木の実


クヌギの実が落ち始めているようなので、去年見つけた新たなクヌギポイントへ。

ありました、あっりまっしたーーー
(((o(*゜▽゜*)o)))



ツヤツヤのクヌギの実を発見!!

これまで、どんぐりの虫対策は自然のままに任せていたのですが、昨年のシーズン終わりに、ある情報を入手。

その情報というのは、どんぐりは落ちた後も成長を続けているので、熱処理してその成長を止めた方が、殻がわれなくて、ツヤも保てるというもの。

ならば試してみようではないか…!!



とりあえず水から沸騰させ2分ほど加熱してみました。

後はよく乾かすだけなんですが…



なんだか、ほっこりと柔らかいクヌギの実を見ていたら、急に創作意欲が湧いてきて、10分間工作スタート。



早速ストラップとカードスタンドを作ってみました。

茹でたてで殻が柔らかいから、とっても作業が簡単でした。

カードスタンドは100円ショップで、ミニクリップのついたワイヤーを発見して買っておいたもの。それをクヌギの実に突き刺しただけです。3個入りでした。



なかなかいい感じです(*^_^*)

ちなみにどんぐりから出てくる白い虫はゾウムシやチョッキリの仲間。一般的にどんぐり虫なんて呼ばれています。

どんぐり虫のお母さんたちは、まだ柔らかいどんぐりに穴を開け、卵を一つ産みつけます。やがて孵化した赤ちゃんどんぐり虫は、どんぐりの硬い殻に守られながら、たくさんの餌に囲まれて成長するという仕組み。お腹いっぱい食べて大きくなったら、どんぐりの殻を破り、地面に潜って蛹になります。

クヌギやコナラの実にはこの子たちがいる確率高し!熱処理すると、つまりは死んだ虫がどんぐりの中にいつまでもいるというわけで…(¬_¬)

考えるとちょっとぞわっとするわけなんですけど、まだ早い時期なのできっと小さな小さな卵であるといいなぁ…



沸騰するお湯を見つめながら、なんだかとてつもなく残酷なことをしている気分に…。やっぱり例年通り、自然の流れに任せて虫が出てきたら土に戻す作戦にしようかなぁ…とも思っています(^^;;

食べるための殺生は道理にかなっているのですけど、趣味のための殺生だからなぁ…と葛藤中。

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楽しい季節の始まり

2015-09-14 07:05:28 | 木の実








上から順にトチ、クヌギ、コナラ。
ふふふ。
楽しい季節が始まりました!!

まずは、マテバシイにクヌギ。コナラやエゴは準備中。





さあ、今年はどんなリースができるかな?

昨年のリース作りの様子→こちら

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どんぐりの保存方法

2014-11-08 13:24:04 | 木の実


こんにちは。本日2度目の更新です。今回の記事は【2014木の実情報】のおまけ記事、「どんぐりを拾った後の作業」についてです。

どんぐり拾いをした話をすると、「虫対策はどうしてるの?」みたいな話になることが多いです。虫っていうのは、いわゆる「どんぐり虫」って言われるやつですが、けっこう誤解している方が多いようです。

あいつらは、穴を開けて中に入るのではなく、穴を開けて外へ出るのです。



ですから穴の空いているどんぐりはすでに空き家で、もう中に虫はいません。
詳しくはこちらの記事
ちょつきり

わたしの虫対策は「自然に任せる」です。だって、茹でたり、凍らせたり、水責めにしたりすると、どんぐりの中に虫の亡骸を閉じ込めることになるじゃないですか…((((;゜Д゜)))))))



だから、虫が住み着いているなら、穴をあけてでて行ってくれるのを待つだけです。出てきた虫はつまんでさようなら。嫌な方は割り箸でどうぞ。

土に入れれば蛹になるそうですが、所詮は害虫ですから、大事にするのもどうなのかな…。ま、そんなことをいいながら、職場では心優しい子どもたちが、大事に育ててるんですけどね。

そんなわけで虫はさほど気にしないわけですが、どんぐりってそのまま置いておくと乾燥してわれちゃうんですよね。これは困ります。





そこで、どんぐりを拾ってきたらできるだけ早くスプレー式のニスをかけて、果皮に膜を張っちゃいます。虫が入っていれば、上の写真みたいに穴をあけて出てきちゃいますけどね。穴はあいてもけっこう長持ち!!

………って、思っていたんですが、どんぐりが乾燥して割れるのは、どんぐりが生きているからなんですって。

なので、茹でて種の成長をストップさせてしまえば、殻が割れることもなくなるらしいのです。ツヤも良くなるって書いてある!

そうだったのかっ!!!
そうだよね。どんぐり、生きてるんだよね。

ニスを塗って、表面をコーティングしてしまうのも成長を止めているってことなのかな?だから全面コーティングしておかないとダメなのかも…と勝手に納得。

ニスを塗るのは、スプレー式のやつを吹きつければよいだけなので簡単です。ただ、欠点が2つ。一つは、意外に値段がかかること。そして、もう一つが自然本来の色が失われるということ…。

もっとも、つやつやしているのも綺麗です。ちなみに帽子は、木工用ボンドでどんぐり本体にしっかりと貼り合わせます。



帽子をかぶるとどんぐりはぐっと可愛くなりますよね(((o(*゜▽゜*)o)))

半加工したどんぐりたちに、ヒートンをさして、ストラップホルダーをつければご覧の通り。それだけで可愛らしいアクセサリーです。



左から順に

レッドオーク
コナラ
アラカシ
シラカシ
ピンオーク

ヒートンをさすだけなら、1分くらいしかからないんですよね。



お手軽!
紐を通せば、ペンダントにだってなりますよ。もうちょっと凝った感じに作ってみると、けっこう満足度の高いアクセサリーに(*^_^*)



ちなみにニスを塗った木の実たちは2、3年はもつようです。リースにつけているものの中には、もう5年くらいがんばっているものもあります。いずれにしても、その年、その年の旬を楽しむものですから、それほど長持ちさせる必要もないですよね。

とはいえ「百聞は一見にしかず」、来年はどんぐりを茹でるってのに挑戦してみようかなぁ…。蒸すとさらにいいという噂もありますよ。結果のほどは来年のお楽しみです(*^_^*)

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