石垣島の野鳥ガイドさんから、こんなにたくさんのモダマの種子を送っていただきました♪
その数、なんと165個!
丸いもの、四角いもの、こげ茶のもの、薄茶のもの、いろいろな形状のものがありますが、どうやらほとんどはコウシュンモダマ(ヒメモダマ)という石垣島に自生するモダマのようです。
以前、件の野鳥ガイドさんに「今ならバンナ公園でモダマの実が見られますよ」と案内していただいたときに見たモダマの鞘↓
世界の熱帯、亜熱帯地域に見られる常緑蔓植物で、30種(アジア地域限定なら8〜9種)近くあるとされているようです。
大きなものでは蔓の直径が50cm以上、鞘の長さも1mを超え、世界最大の豆と言われています。うっかり落下地点を通りかかってしまったら危険すぎます!!!
これは上野の骨董市会場の片隅で見つけたモダマの鞘。商品見本だったにもかかわらず値切ってゲットしたお値打ち品(笑)
※骨董ではありません
これは東南アジアから輸入したものということで、ピーチコーマーの間では「太っちょモダマ」と呼ばれるモダマの鞘です。
今回いただいた中にも入っていました。
左側のぷくっとしたモダマです。横から見ると暑厚さの違いがよく分かりますか↓
外国産モダマが石垣島で拾えるという不思議。モダマは海を旅することができる海流(水流)散布型種子なのです。
水に浮く仕組み、漂流中に腐らない仕組み、呼吸に必要な酸素を確保する仕組みなどなど、多くの工夫が組み込まれた豆!!
海に流れ着くことから「Sea beans」と呼ばれたり、遠く旅して根を下ろすことから「幸福の豆」とか「ラッキービーンズ」とか呼ばれることも。海外ではハート型に近いことから「Sea heast」と呼ぶこともあるようです。
そんな幸福の豆を165個も送っていただきました♪
とても自分1人で消費できる量ではありませんから、職場のお客様たちにお裾分け〜♪
ラベルを作成して袋詰めしてみましたよ。
少し「ツヤ」を出してみようと、ハンドクリームを塗ってみたところ、薄茶のものはこげ茶に復活。
乾燥していたってことでしょうか…。
この色の違いは識別ポイントではなかったようです。最初は違う種類かと思っていました(^^;;
丸いものも四角いものも、真ん中が高くなっているのは、どうやらコウシュンモダマ(ヒメモダマ)のようでした。中には発育不良なのか真ん中が高くなってないものもありましたけど…
たぶんこれみ〜んなコウシュンモダマ↓
(確証はありません)
そんなわけで130個近くは職場のお客様と同僚の皆さんに貰われて行きました。
お客様とは以前こんなお話もしているので、石垣から届いた素敵な贈り物効果で、さらに植物や生物への興味づけになってくれるたらなぁ…
運良く子どもたちの心に残ってくれたら、このモダマの種子たちは、未来を担う子どもたちの心に蒔かれたといっても過言でなかったり…。
たくさんの幸福を送っていただいた、ガイドさんのお店はこちら。
野鳥ガイドさんとしての腕も素晴らしいです。石垣島で自然観察をされたい方はぜひコンタクトを取ってみてください。
こんなに素敵な贈り物を送っていただき、ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡
★★★★★★★★★★★★★★★★★
季節の話題がギュッと詰まったホームページを新設しました→横浜歳時記七十二候
日々の自然情報をインスタでアップしています→ynwc_photos
★★★★★★★★★★★★★★★★"