きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

かぞくのくに

2013年06月08日 | 日本
「あなたも、あの国も大っ嫌い」
「あの国で、私もあなたのお兄さんも生きているんです」


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「かぞくのくに」を観ました
泣きすぎて息が苦しかった

ヤン・ヨンヒ監督のドキュメント番組を録画したものを頂いてたので
続いてそれも見させていただいたんだけど

国境は
分断したり区切られているけれど
それは政治によるもの
映画を作る立場から見ると
国境はつなぎ目だと思いたい
だから渡れるもの
ひょいと越えられる糸みたいなもの
越えるものだと思っている


監督の心からの切望ですよね
北朝鮮で暮すお兄さんや姪と会えない
自分の作品を観てもらうこともできない

劇中で大きなスーツケースを見つけて
これを持って自由に好きなところへ行くんだって言った
オッパの言葉が悲しかった

そして母心が、、
貯金してお金を送ってあげることだけなんだよね
できることは
ヤン同志にスーツを用意して
息子をよろしくお願いしますと言う母の心に
涙するしかなかったです



かぞくのくに  2012年  ☆☆☆☆☆  
監督:ヤン・ヨンヒ
出演:安藤サクラ、井浦新、ヤン・イクチュン、津嘉山正種、宮崎美子

日本に住むリエ(安藤サクラ)と帰国事業で北朝鮮へ帰った兄ソンホ(井浦新)。離れて暮らして25年が経ち、ソンホが病気の治療のために日本に帰国することになった。期間は3か月。家族や仲間はソンホとの再会を喜ぶ一方、担当医には3か月では治療は不可能と告げられる。しかし、滞在延長を申請しようとした矢先、本国から「明日帰国するよう」と命令が下る。