きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

アイアムアヒーロー

2016年05月13日 | 日本



そういえば「Zアイランド」に風間ぽんが出てるっていう理由だけで
観に行こうか迷ったことがあって、
結局観ないままなのですが、そっかあれもゾンビ映画でした。

私にとってゾンビとは、旦那がするゲームに出てくる人たち。
かつて人間だったはずなのに理不尽にばんばん殺されちゃう人たち。
そんな存在ですかね。
わざわざお金払って映画館で観たいとは思わないのですが、
風間ぽんが出てるという理由と同様に、
大泉洋ちゃんが出るという理由で観に行ってしまいました。

ばりばりゾンビ映画でござました。

そうだよね、わかってたはずなのにわかってなかったワタクシ。
後半のスーパーの地下道での肉弾戦は凄かった。
銃打ちまくり。
首が飛びまくり。
ゾンビの死体の山。
血の海。
全部やっつけちゃったからね。
ゲージ振り切ってます。
これ大泉洋ちゃんだから良いんだと思う。

いわゆるゾンビって死人が生き返ったおぞましいイメージなんだけど、
ここに出てくるゾンビって、もともとスーパーに買い物に来るような人たちで、
通勤電車で通ってたり、運動選手は走ってたり、
生前の暮らしぶりが垣間見える人たちなんですよね。
ゾンビになった奥さんと刺し違える旦那さんなんて泣ける。
ここまでゾンビの数が増えたら、人間でいるよりゾンビになった方がいいかもなんて
あらぬことを考えてしまいました。

有村架純と長澤まさみのダブルヒロインがいてくれてよかったね。
二人がゾンビの中の清涼剤的な存在でした。
有村架純は半分いっちゃってましたケド可愛かったし
長澤まさみは男前で色っぽくてかっこよかった。

もともとグロさにはまぁまぁ強い方なので、
それなりに楽しみました。
主人公の30半ばの鳴かず飛ばずの漫画家アシスタントが、
誰かを守るためにヒーローのように頑張るという人間ドラマでもあります。

最後はスーパーから脱出して富士を目指すんだけど、
結局ゾンビは増え続けてるんだろうから、
このあとどうなるの?と思いつつのエンディングでございました。