ウォーターゲートビルのドアに奇妙なテープが貼られているのを警備員が見つける。
「ペンタゴン・ペーパーズ」のラストのシーンがこの映画の始まり。
2017年の映画の続編が1976年の作品だなんて面白くないですか。
PCもインターネットもメールもない時代。
当たり前だけどスマホもない。
連絡はダイヤル式の黒電話。
資料は国会図書館で探す。
そしてタイプライターで作成する。
余談ですけど、わたくし高校時代は英文タイプ部で、
さらに余談ですけど、就職したのち文書作成は和文タイプでした。
ガッチャンガッチャンって、すんごい原始的(笑)
あぁ、懐かしい、今の方はきっと見たことないよね。
作品中カタカタと響くタイプライターの音が印象的でございました。
1972年に起きたウォーターゲート事件の4年後の上映作品なので、
誰もが知っているという前提で物語が進むんですよね。
なので少し学習しないとわかりにくい部分があるのかもしれないけど、
でも、面白かったですね。
ともかく地味なんです、地道なんです。
派手さなし。
新人の新聞記者がひたすら真実を求める物語。
しかもラストは大統領が再選のニュースが流れる中、
カタカタとタイプを打つ場面で終わり、
大統領の陰謀を突き止める直前で終わる、
カタルシスのない終わり方。
ま、それが逆に面白かったですけどね。
その後のことは誰でもが知ってるでしょ、、ということなのね。
ディープスロートの存在は秘密だったけど、
当時のFBI副長官マーク・フェルトであったと、2005年に自ら正体を明かされたそうです。
今年の2月に公開された映画「シークレットマン」はその人の視点で描かれているそうで、
いつかチャンスがあったら観てみよう。
ボブ(ロバート・レッドフォード)が、小切手の振り込みの件でダールバーグ氏とマグレガー氏に2台の電話を使ってで話す場面。
6分くらいのシーンは長回しで一気に撮ったらしいんだけど、
最後に相手の名前を間違えたのは本当に間違えたらしく(ちょっと笑ってたよね)
それがそのまま採用されたんだって。
原題は「ALL THE PRESIDENT'S MEN」
All the king's horses, And all the king's men,
Couldn't put Humpty together again.
王様のすべての家来や馬でも
ハンプティーは元に戻せない
マザーグースのハンプティ・ダンプティの歌詞で、
all the king's menをもじったタイトルだそうです。
「大統領のすべての部下が取り掛かっても元には戻せない」という意味。
洒落てます。
大統領の陰謀(原題:ALL THE PRESIDENT'S MEN) 1976年 ☆☆☆☆☆
監督:アラン・J・パクラ
出演:ロバート・レッドフォード、ダスティン・ホフマン、ジェイソン・ロバーズ
1972年6月17日土曜日の午前2時30分。ワシントンのウォーターゲート・オフィス・ビルの5階にある民主党全国委員会本部に5人の男たちが侵入した。彼らは来るべき秋の大統領選挙にそなえて必勝を期する民主党のキャンペーンを攪乱するために、秘かに雇われた者たちだった。この5人は元CIAの情報部員と大統領再選本部の現役の対策員で固められていた。仕事は手抜かりなくおこなわれる筈であったが、ビルの警備員に見咎められ、たちまち警察に通報された。そして不法侵入の現行犯で逮捕された。まだ入社して9カ月になったばかりのワシントン・ポスト紙の記者ボブ・ウッドワード(ロバート・レッドフォード)は、ウォーターゲート事件が起きてから7時間後に、上司のハワード・ローゼンフェルド(ジャック・ウォーデン)に呼ばれた。一方、同じポスト紙のベテラン記者カール・バーンスタイン(ダスティン・ホフマン)も、この事件に興味を示していた。
「ペンタゴン・ペーパーズ」のラストのシーンがこの映画の始まり。
2017年の映画の続編が1976年の作品だなんて面白くないですか。
PCもインターネットもメールもない時代。
当たり前だけどスマホもない。
連絡はダイヤル式の黒電話。
資料は国会図書館で探す。
そしてタイプライターで作成する。
余談ですけど、わたくし高校時代は英文タイプ部で、
さらに余談ですけど、就職したのち文書作成は和文タイプでした。
ガッチャンガッチャンって、すんごい原始的(笑)
あぁ、懐かしい、今の方はきっと見たことないよね。
作品中カタカタと響くタイプライターの音が印象的でございました。
1972年に起きたウォーターゲート事件の4年後の上映作品なので、
誰もが知っているという前提で物語が進むんですよね。
なので少し学習しないとわかりにくい部分があるのかもしれないけど、
でも、面白かったですね。
ともかく地味なんです、地道なんです。
派手さなし。
新人の新聞記者がひたすら真実を求める物語。
しかもラストは大統領が再選のニュースが流れる中、
カタカタとタイプを打つ場面で終わり、
大統領の陰謀を突き止める直前で終わる、
カタルシスのない終わり方。
ま、それが逆に面白かったですけどね。
その後のことは誰でもが知ってるでしょ、、ということなのね。
ディープスロートの存在は秘密だったけど、
当時のFBI副長官マーク・フェルトであったと、2005年に自ら正体を明かされたそうです。
今年の2月に公開された映画「シークレットマン」はその人の視点で描かれているそうで、
いつかチャンスがあったら観てみよう。
ボブ(ロバート・レッドフォード)が、小切手の振り込みの件でダールバーグ氏とマグレガー氏に2台の電話を使ってで話す場面。
6分くらいのシーンは長回しで一気に撮ったらしいんだけど、
最後に相手の名前を間違えたのは本当に間違えたらしく(ちょっと笑ってたよね)
それがそのまま採用されたんだって。
原題は「ALL THE PRESIDENT'S MEN」
All the king's horses, And all the king's men,
Couldn't put Humpty together again.
王様のすべての家来や馬でも
ハンプティーは元に戻せない
マザーグースのハンプティ・ダンプティの歌詞で、
all the king's menをもじったタイトルだそうです。
「大統領のすべての部下が取り掛かっても元には戻せない」という意味。
洒落てます。
大統領の陰謀(原題:ALL THE PRESIDENT'S MEN) 1976年 ☆☆☆☆☆
監督:アラン・J・パクラ
出演:ロバート・レッドフォード、ダスティン・ホフマン、ジェイソン・ロバーズ
1972年6月17日土曜日の午前2時30分。ワシントンのウォーターゲート・オフィス・ビルの5階にある民主党全国委員会本部に5人の男たちが侵入した。彼らは来るべき秋の大統領選挙にそなえて必勝を期する民主党のキャンペーンを攪乱するために、秘かに雇われた者たちだった。この5人は元CIAの情報部員と大統領再選本部の現役の対策員で固められていた。仕事は手抜かりなくおこなわれる筈であったが、ビルの警備員に見咎められ、たちまち警察に通報された。そして不法侵入の現行犯で逮捕された。まだ入社して9カ月になったばかりのワシントン・ポスト紙の記者ボブ・ウッドワード(ロバート・レッドフォード)は、ウォーターゲート事件が起きてから7時間後に、上司のハワード・ローゼンフェルド(ジャック・ウォーデン)に呼ばれた。一方、同じポスト紙のベテラン記者カール・バーンスタイン(ダスティン・ホフマン)も、この事件に興味を示していた。