きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

哭声/コクソン

2017年03月21日 | 韓国


パク・チャヌク監督の「お嬢さん」に続いて観てまいりました
ナ・ホンジン監督の「コクソン」

濃いわ~~~濃厚だったわ~~~凄かった!

翻弄されまくりました、超~楽しかった☆

最初はのんびりした感じの警官のお父さんがでてきて、
娘にあらぬ場面を見られたりして、ちょっと笑えるテイストだったのが、
まさかあんな展開で終わるなんて夢にも思わなかった。

殺人現場の描き方が韓国映画は容赦ないですからね。
うえーうえーって思いながら観てたら(意外と楽しんでるワタシ)
ふんどし姿の國村隼氏が、、、出現。
セリフはほとんどなくて、日本語でぼそぼそって話すくらい。
それでも、んまーーーすんごい存在感でした。

事前情報ゼロだったので途中から出てきた祈祷師がファンジョンミンでびっくり。
思わず「おっ!」って言っちゃった。
カッコよく登場かと思ったら、この祈祷師が胡散臭くてね。
ゲロゲロな状態なのに何か笑えるって言う、、、
変な表現だけど、実際観たらそういう感じが一番ぴったりなんだから(笑)

サスペンスかなって思ったら
オカルト?
ホラー?
えーーーゾンビ映画だったの?


カオスです 

混沌です



私はね、異質なものを受けれられない村人の話じゃないかと思ったのよ。
異様な姿の日本人は脳内でそう見えているのではないかと、
殺人はきっと感染症かなにかで狂ったことが原因で、だから早く医者に行けばいいのにって思ってた。

それにしても謎な部分が多くてね、
スッキリと理解できない部分を誰か考察してくれーーってツイッターで呟いたもんね。


そしたら、

國村さんはイエスキリストだって考察している方がいらして

なるほと、、、

宗教は全くの無知で詳しくないので、
非常に感覚的な発言になってしまうのですが、
私の中ではそれが一番すっきりと納得だった。

もちろんいろんな感想を持ってる方がいて
彼は悪魔だったって意見もあったし、

たぶんそれぞれいろんな感想があって、
どれが正解って決めつけられない作品なんじゃないですかね。

普通の中学生みたいな娘役のキム・ファニちゃんの神憑り的な怪演に驚きました。




ナ・ホンジン監督が僕の出演した映画を見て、「この役者が欲しい」と言ってくれたらしくて。台本とともに『チェイサー』と『哀しき獣』のDVDが送られてきて、その後、監督が日本に来てくれて、映画について話し合い、じゃあ、やりますか、となったんです」

映画『哭声/コクソン』國村隼インタビュー「この作品は、自分の中でも特別な1本」

國村隼さん、カッコいい~♪

   ナ・ホンジン監督作品
    ⇒チェイサー 2008年(追撃者)
    ⇒哀しき獣 2010年










哭声/コクソン(곡성) 2016年 ☆☆☆☆☆
監督:ナ・ホンジン
出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、キム・ファニ

警察官ジョング(クァク・ドウォン)が妻と娘と暮らす平和な村に正体不明のよそ者(國村隼)が住み着いて以来、住人たちは彼のうわさをささやいていた。やがて、村で突然村人が自分の家族を手にかける事件が発生する。犯人には、濁った目と湿疹でただれた肌という共通点があった。


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