新聞記者なので、こういう質問をしたら、こう言ってくるだろうぐらい考えて質問をするべきである。
それができなかった、悲しい新聞記者の問答は、こちらの映像:
http://www.youtube.com/watch?v=bNnYrXQeoe0&feature=em-hot-vrecs
質問の趣旨は、今年の5月27日の外国人特派員記者会見で、毎日新聞社の記者が、社会人としては有り得ない言葉(ちゃんと答えろや、それは何度も聞いた)を発したが発端だったらしい。
毎日新聞社内の調査(録音、その場にいた記者に確認)では、そんな発言はなかったとなった。
だから、橋下市長、謝ってくださいと問い質した。
しかし、これは、その会場にいた人から情報を頂いた(他の記者からのご注進)ようだ。
それは、橋下市長も認めている。
毎日新聞の記者は、その情報源を教えてください(その記者の名前はわかりますか?)と次の質問をしたが、この時点でアウト。
同じ質問をその記者自身にしてみて、答えられるかどうか考えたら、答えられない質問。
そんなこと、橋下市長が教える訳がない(情報源のこともありますので、答えません)。
ここで、墓穴を掘った。
毎日新聞の腕章をしていた訳ではないので、どうして毎日新聞記者とわかったか?
毎日新聞は、記者の顔と名前がわからないような新人記者を送り込んだのか?
普通は、顔と名前は分かるでしょう。
私も、競合の他メーカーに顔と名前が知られており、そのメーカーの部長にあった時、「最近、全国各地を飛び回って、お忙しいですね」と言われたことがある。
この質問をしているところを見ると、毎日新聞は隠密を雇ったようだ。
だから、暴言を言ったのかとも思ってしまう。
毎日新聞記者は、「僕の方からは事実誤認と指摘しておきます。」
ここで終わりかと思ったら、また、愚かな2回目の質問(根拠を教えてください)。
橋下市長は、「情報源は言いませんけど、取材してください」と回答。
頭の良い人は、土俵を変えることが得意。
橋下市長は、以前の毎日新聞の報道(慰安婦のことで、法的責任を表明へとWEB版では掲載した)について、事実誤認だと質問を返した。
土俵を変えた。
「本人に確認すれば良いのに、確認しないで掲載したのは、どうしてか」と聞かれた。
更に、「何の訂正も何もないですけれど」と追求した。
「記事を書く時に、もう一寸配慮した方が良いのではないですか」と諭された。
そんなこと、この記者が話せる訳がない。
反論できないし、ごめんなさいと謝ることもできない。
結局、両者、謝らない点では、同じ状態になった。
こんな人が記者なら、政治家に、鋭い質問はできない。
この質問をしたら、次はこう回答してくるだろう。
そしたら、次はこう質問しようと考えるのが、普通の人。
ビジネスマンでも、この程度は考えて質問している。
ましてや、新聞を作成している記者なので、二歩も三歩も先を読んで質問して欲しい。
阿呆な記者の無様な映像でした。
インターネットの時代になり、記者のこういうやり取りが見える。
良い時代になったと思っています。
記者は、もっと考えて質問して欲しい。
私の大學時代の教授は、こう言った。
「質問には、愚問と質問がある。
愚問とは、こんなことも知らないのかと相手に分からせてしまう質問。
本当の質問とは、この人、鋭くて、本質をついており、相手にこの人は勉強しているなと思わせる質問。
社会人になったら、愚問を発してはいけない。質問しなさい。」
この記者も、上司から指示されて質問していると考えるが、途中で愚問と気づいたら、その後の愚問は止めるべきだった。
それが、できなかった悲しい記者の映像でした、