フェアレディーZのマニュアル車。
ドリフト走行。
7mのジャンプ。
集団登校の児童をはね、小学1年生の男児が意識不明の重体。
6~11歳の男女4人も脚や腕の打撲などで軽傷を負った
運転していたのは、未成年。
父親所有であるが、息子のために購入した車。
免許を取得したのは、昨年11月。
少年は調べに対し、「左折するときにアクセルを踏みすぎた」などと供述。
7m飛んで、民家に突っ込んだ時も、車のタイヤは回っていたという証言もある。
アクセルを踏み続けていたと考える。
そもそも、ドリフト走行は、漫画みたいには、運転できない。
後輪を滑らせ、ハンドルは、曲がる方向とは逆に切る。
プロでも技術がいるテクニック。
ましてや、市街地で行う行為ではない。
車と地面をつなぎ、命を預けているのがタイヤ。
そのタイヤを滑らせて、しかも逆にハンドルを切るが、ハンドルでコントロールできない状態を作ったら、どうなるかは目に見えている。
タイヤが滑っている状態から、タイヤが地面を捉えだしたら、エンジンの力はタイヤに伝わり、一気にスピードが出る。
だから、7mも飛ぶような状況になったと考える。
あるテレビ番組の実験では、時速50キロ近いスピードだったことが分かっている。
(現場と同じ歩道を仕切る段差と、現場と同じ14度になった柵(実験では坂)を作った実験)
重体のお子様と怪我をされたお子様のご回復をお祈りいたします。
休題:
次の映像は、カーレースもあるが、スーパーカーと呼ばれる車の運転が映っています。
特に、止まった状態から、発進後に一気にスピードを上げると、後輪のタイヤが滑り、コントロールできないことがあると言うことを理解して欲しい。
映像としては、道を曲がった後、一気にスピードを上げている場面がある。
最初の映像は、フェラーリが、まさに、その状態。
左折したが、車が少し左に寄ったので、ドライバーが右にハンドルを切って、態勢を立て直そうとした。
スピードを落としていなかったため、そのまま右の公園の方に突っ込んでいる。
但し、突っ込みそうになった時には、フェラーリの運転手はブレーキを踏んでいる。
今回の事故も、これに似た状況と考える。
一方通行の道から左折し、多分、左折後、右にハンドルを切っていたが、左に寄って歩道に当たり、態勢を立て直すために更に右にハンドルを切ったら、そのまま、集団登校している子供達をはねて、柵をジャンプ台にして、7mジャンプし、民家の前で止まった。
右方向にハンドルを切った時にブレーキを踏めば、ジャンプすることはなかったと考えるが、ブレーキを踏んでいなかったので、しっかりと、7mもジャンプしてしまったと考える。
最悪なのは、動揺したため、ブレーキでなく、アクセルを踏み続けたことと考える。
怪我をした子供たちの話では、車が真正面に飛んできたので、咄嗟にしゃがんだと証言している。
考えようによっては、車がジャンプしたので、一人の重傷者を除いて軽傷だった可能性もある。
スーパーカーを乗りこなせないドライバー達の映像:
http://www.youtube.com/watch?v=zHSmCDEmXYo
3番目の映像は、信号で青になった時、スタートダッシュで競い合ってしている映像。
直進であるが、右手の車は、途中でふらつき、ハンドル操作を誤り、左車線に入って事故を起こしている。
タイヤがしっかりと路面をグリップしていない状態。
タイヤがスリップしたから、事故を起こしている映像。
エンジンの駆動とタイヤが噛み合わないと起こる事故ということを理解しなくてはならない。
車は、便利な乗り物であるが、凶器となることも理解して欲しい。