今日のニュースで、次のタイトルがあった。
みのもんたバッシングにもの申す! 31歳の男の犯罪に「子育て失敗」って、いったい何様のつもり
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37043
たしかに、31歳の子供の犯行で、パッシングは何様のつもりと思うかもしれない。
しかし、今週号の週刊誌を読むと、みのもんたの本性がでている。
一つは、自宅前の記者会見。
映像では、上半身しか映らないのを知っていて、下半身は、ジーパンに、サンダル履き。
そういう態度がもう駄目。
TVの司会をしている人として、十分な対応をしているとは言えない。
二つ目は、真偽のほどは、わからないが、次男坊とは、逮捕の直近でも夜の飲み会であっていたようである。
記者会見では、暫く会っていないと言っていたらしいが、週刊誌では、その嘘も書かれている。
どうせわからないだろうと言う、嘘をつく態度が良くない。
3つ目は。週刊誌情報であるが、いつもの自慢話の「みの節」が始まったようである。
場所をわきまえていないという点が良くない。
単純にパッシングしている訳ではない。
逆に、みのもんただと、どうして書かれてしまうのかを追求してほしいと思った。
有名人だからだけの問題ではないと考える。
このコラムに対する反論:
1.子育ての中で、人に迷惑をかけない、物を盗まないのは、最低限の教え。それが、できていないので、パッシングされている。ましてや、お金がない貧しい家庭の子供でない。その子が、盗みをしている。子供時代の躾が良くなかったことだと考えるのは、当たり前。
2.ここで書かれている子育てとは別物である。
3.「一人前の人間の犯罪に、「親の責任」を持ち出すことはやめてほしいと思う」と締めくくっているが、最低限のことを躾られなかった親の責任はないのか?
子供が悪いのは、誰の責任と言うのかを教えてほしい。
本人の責任?
だったら、未成年者を少年院に入れて更生させる必要はない。
犯罪者を、刑務所に入れて、更生するプログラムはいらない。
誰も、そうは思っていない。
そう言っているのは、川口マーロンさんだけだ。
都合の良いロジックで言っても、誰もそうは思わない。
休題:
シャッター音で、聞こえにくいが、自宅前での会見時の映像
http://www.youtube.com/watch?v=O6SBlbqUhY0
上は、シャツと紺色のブレザーであるが、パンツは青いジーパン姿で映っている。
週刊誌では、全身を撮影した姿があり、裸足でサンダル履き姿で写っている。
一部報道では、頭を下げていた時間は15秒となっていたが、映像では13秒だった。
下げていれる時間が長ければ、良いという話ではない。
従って、ニューズ記事に、下げた時間は書かなくても、解説しなくても良い。
テレビでは、涙を拭う場面を2回も入れ、親心を演出しているような意図を感じる映像にしているのが分かる。
http://www.youtube.com/watch?v=-2WinfKWJwE
記者会会見のこの映像(6分36秒)には、涙を拭う場面はない。
涙を拭ったのは、どういう質問と、みのもんたがどう答えながら、涙を流したかが分からない。
涙を流す映像を使いたいなら、質問とその答弁をそのまま流したら良い。
また、子供と警察の両方を信じたいので、中立的な立場になれないから、番組を休むというのは、ロジカル、ポイが、ロジカルでない。
そもそも、みのもんたの朝の番組は、中立で作られてはいない。
どちらかと言うと、政府には批判的である。
例えば、大好きな年金問題。
あれは、中立的な立場の放送内容とは思えない。
都合良いロジックで、ごまかしている。
日本郵政は、民間会社になったが、元は、郵政省の郵便局だった。
民間には、無いが、官庁管理ではあるものが、大体、無駄なもの。
官庁では、それは官庁だから作るのだと、詭弁を言っていた。
民間の保険会社は、宿泊施設を運営していない。
xx生命の宿など、聞いたことがない。
XX生命保険病院は、ない。
今日(9月21日)の日経新聞によると、日本郵政は、宿泊施設「かんぽの宿」と郵政系の逓信病院を一部売却する検討に入ったとある。
2009年にオリックスへのかんぽの宿の一括売却を撤回して以降、凍結してきた売却を再開。
2015年春を目指す株式上場に向けて、赤字が続く両事業を縮小して収支を改善させるのが目的。
これらは、明らかに無駄なものだった証。
この手の代表格が、公的年金。
かつての、国民年金の宿(ほどんど、閉鎖か民間に移行)、グリーンピア(今あるのは、譲渡されたもので、公的年金では運営していない)。
民間が行っていないことをやること自体、経営感覚がズレていた証。
黒澤明監督の映画「隠し砦の三悪人」を見た。
何度見ても、良くできた作品。
1958年の作品。
百姓の太平(千秋実)と又七(藤原釜足)の欲が面白おかしく表現されている。
もちろん、主役(真壁六郎太)の三船敏郎、姫役(雪姫)の上原美佐が良い。
脇役も良い。
演出も良い。
良い演出の一つが、真壁六郎太と田所兵衛との槍の戦い場面。
真壁が槍を突くと、田所も反応するが、その後ろにいる兵士も一緒にビクと動く。
勝負の緊張感が伝わる、いかにも黒沢監督らしい演出である。
あの隠し砦の白い岩山の撮影場所は、西宮市の蓬莱峡。
近くなので、見に行きたくなった。
その後、リメイク版も見た。
真壁六郎太に替わり、オリジナルキャラクターである武蔵(たけぞう)が主人公となるなど、ストーリーのほとんどが1958年版と異なる独自のものである。
見方については、意見が分かれると思うが、別の作品としてみれば、良いと考える。
休題:
黒沢明監督のこの作品がヒントになって、作られた映画が、スターウォーズである。
スターウォーズ(1977=のちの『エピソードIV/新たなる希望』)のアイディアはこの映画を元に考えられたと監督のジョージ・ルーカス自らが話している。
- 有名な冒頭シーンやラストシーンが酷似している。
- キャリー・フィッシャー演じるレイア姫は、男勝りの性格や行動、身分に溺れない正義感など、雪姫をモデルとしている。雨の中、野宿するシーンで地べたに横たわり眠っている雪姫と、捕らえられたレイア姫が狭い部屋で横たわっているシーンは、ポーズもアングルも酷似している。
- C-3POとR2-D2は、太平と又七がモデルになっている。なお太平と又七は、狂言の太郎冠者と次郎冠者(狂言におけるボケ役とツッコミ役の通称のような物)が元になっている。
ロケ地を検索していたら、こんな画像もあった。
作品から、23年後の対談:
黒澤明 1981年対談 千秋実 藤原鎌足 上原美佐
http://www.youtube.com/watch?v=dzB3tnAQozk
ジョージルーカスや、加藤武、藤原釜足の撮影秘話が語られている。