目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

福知山の台風被害の悲劇

2013-09-18 | ブログ

2004年10月の台風23号で大きな被害を受けている。

2013年9月、今回の台風18号の被害。

今回わかったことであるが、前回2004年の浸水被害を受けた地区の住民が、新しい地区に移り住んで今回も浸水被害にあっていること。

この写真の一番上を流れているのが、由良川。

写真では、その川の下で、薄緑色になっている、かまぼこ型の地域が旧地域。

その下に、区画整理された住宅地が、旧地域から移り住んだ新住宅地域。

今回も、浸水してしまった。

実は、この二つの地域を分ける堤防があったが、未完成。

2ヶ所程、堤防が未完成だった。

なんのための転居だっったのか。、

転居した住民もやってはいられない。

 

行政の優先順位の難しさを感じる。

まさに、天災は忘れた頃にやってくる。

いつやってくるかも分からない。

今回の堤防事業では、堤防未完成による人災でなかったのかと、思ってしまう。


津波避難中の送迎バスの判決

2013-09-18 | ブログ

昨日(9月17日)、仙台地裁は、幼稚園の園側に約1億7700万円の賠償を命じる判決を言い渡した。

園児を送迎バスで、親元に帰宅させようとした園児が亡くなった。

園児5人と女性職員1人が死亡した。

問題となっているのは、高台にあった幼稚園から、高台にあった園児の親元を先に送らないで、低地にあった園児を先に回り、高台にあった家の子供も巻き込んで、津波の被害にあってしまったこと。

あれだけの地震だったら、巨大な津波に襲われるかもしれないと容易に予想できたと指摘した。

つまり、高台の家から先に回れば、3人の園児は、救われた。

こういう背景があった、裁判。

よく記事を丹念に読まないと、わかりにくい裁判の判決。

避難中、津波に巻き込まれた送迎バスの事件の裁判ではなかった。