はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
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癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

お菓子の好きなパリ娘

2011年12月20日 | 映画


土曜日の午後は、新市街の電気館で ”エクレール、お菓子放浪記” を観ました。
映画の内容は紹介するほどの価値も無いのですが、主役の男の子の歌が、とても素敵でした。
西条八十作詞の”お菓子と娘”というシャンソンで
”お菓子の好きなパリ娘
 二人そろえばいそいそと
 角の菓子屋へボンジュール”です。 
小学校のころからよく知っている曲だと思っていたのですが、1番しか知らなかったのです。
この歌は A A’A'' サビとエンディング という複雑な4部構成からできていました。
このA''の途中とサビの一部分でマイナーに転調するのですが、そのメロが魅力的でした。
”お菓子と娘”でGOOGLE検索すると、ピアノ演奏のメロが聴けます。
”エクレール・お菓子放浪記公式サイト”で検索すれば、動画で、少年が唄うAの部分が聴けます。
美しく正確なボーイソプラノは、この少年が主役に抜擢された最大の理由でしょうが、文句ありません。
映画のなかで、4回もフルコーラスを聴かされることになるのですが、退屈しません。
振り返れば、昔はシャンソンというジャンルが存在していて、越路吹雪、岸洋子などが活躍していました。
後継者に金子由香利がいましたが、最近のテレビでは見かけません。
入ったことは有りませんが、”シャンソン喫茶”なるものもあったようです。
シャンソンもフランス映画も、アメリカンミュージック、ハリウッド映画に席巻されて、
日本では衰退の一路を辿っているような気がします。