はせがわクリニック奮闘記

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アラビアのロレンス

2013年11月11日 | 映画






昨夜はBS10が無料で洋画を流してくれましたので、上記作品を視聴しました。
1962年のイギリス映画で、最近では当たり前ですが、白黒映画がカラー映画に変換されています。
有名な作品で、昔から何度もテレビ放映されてきましたので、チョイ見をした経験は何度かありました。
しかし、3時間を超えるような長編映画ですので、通しで見たことはありませんでした。
昨夜は初めて3時間20分を通しで観たのですが、CMが入りませんので、ウィスキーをおかわりするにも、
トイレに行くにも不自由してしまいました。
アラブに派遣された英国軍中尉であるロレンスが、ジョンブル魂というのでしょうか、粘りと闘志でアラブ人達のために
戦い抜くというストーリーです。
昔の映画ですので、展開が遅くは感じられましたが、十分面白く、感動することができました。

主役は1932年生まれの英国人俳優であるピーター・オトゥールです。
この映画の撮影時には未だ20代後半であったはずですが、なんだか貫禄があって、しっかりしているので老けてみえました。
日本人ですと20代後半は、若くもないけど、大人の貫禄は未だ出せませんので、英国人の方が早く大人になるのでしょうか?
彼の主演映画で、私がこれまでに唯一観たことがあったのは、オードリー・ヘップバーンと共演した、”おしゃれ泥棒”です。



オードリー・ヘップバーンの大ファンである私にとって、この作品はお気に入りで、3回以上は観ています。
1966年の作品ですからピーターは33歳くらいでしょうか。
ハンサムな探偵役でしたが、身のこなしや佇まい、声や話し方のせいで、やはり老けてみえます。

考察してみますと、日本では年齢に関わらず若く見られたがる文化が定着しているような気がします。
戦前の文学では、30代の男は、一人前の大人として登場しますので、戦後のアメリカ文化の影響かも知れませんよね。

私は40代半ばまでは、自分のことを、”僕”と呼んでいました。
47歳で、”俺”にモデルチェンジして今に至っております。
夢は、何歳になるのかは分かりませんが、自分のことを、”儂(わし)”と呼ぶことのできる貫禄を身に付けることでしょうか....
津川雅彦のように、白髪で白髭をたくわえて、”儂が若い頃にはのう.....”などという日本語を使ってみたいものです。

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