はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

パソコンオタクの倹約家

2011年11月02日 | T君ネタ


近所の開業医仲間で高校の後輩でもあるT君は40歳チョットで、身長180cmのマッチョな好青年です。
私たち開業医は毎月レセプトを提出しなければならないのですが、一昨年から紙のレセプト提出が禁止されました。
インターネットでオルカというレセコンソフトをダウンロードして、そこで作成したレセプトをディスクに記録して提出するスタイルに変更されたのです。オンライン請求でもOKです。
多くの医療機関は専門の業者を呼んで、100万円から200万円の初期投資をすることを余儀なくされました。
さらに導入後も保守点検費などの支払いが続くのです。
私も覚悟していました。
ところが、T君が ”私がやります、任せてください。”と宣言したのです。
数日後にはオークションや中古屋でゲットしたと思われる数台のパソコンやプリンターや無線LANの機器が運び込まれ、たちまちオルカが立ち上がりました。
かかった費用を払おうとするのですが、受け取ってもらえません。
 ”中古のオンボロばかりだから、ほとんど費用はかかっていませんから。”とのことでした。
時折T君が、はせがわクリニックに来てなにやらレセコンの調整をしています。
私のレベルでは内容はわかりません。
さらに私が個人的に使うパソコンを買い替えようとすると、ハードオフという中古屋で、壊れたパソコンを1万円で買ってきて、修理をし、セットしてくれました。
私も中古屋で大画面モニターを2万円でゲットし素晴らしい環境で使いこなしています。
結局、オルカに対する初期投資はゼロでした。
以前お世話になっていたレセコン業者との縁も切れてしまいました。
すなわち保守点検費用もゼロになりました。
さらにプリンターのインクも純正以外の詰め替えインクを使用するようにしました。
詰め替え用の穴とキャップがついたインクもあるのですが、それとは別に私は純正インクカートリッジにキリで穴をあけてインクを注入しビニールテープで塞ぐという裏ワザをあみだしました。
最近のプリンターはインクカートリッジのチップに認識させて、詰め替えインクで満タンにしても、”インクカートリッジが空です”と警告してきます。
このチップをリセットするリセッターというグッズもT君の指導で使っています。
T君のコンセプトは、いかに金をかけずにパソコンを使いこなすかということです。
ある意味ではパソコンメーカーやパソコン業者の敵ですね。

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