はせがわクリニック奮闘記

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芥川賞・又吉直樹・火花

2015年08月08日 | 読書
昨日、文芸春秋で上記を読みました。

何の文句も無く、面白く読み終わりました。

本人は否定していますが、主人公であるお笑い芸人の姿が、どうしても又吉とオーバーラップしてしまいます。
この小説に関しては、そのことが読者をストーリーに簡単に引き込んでいく要因になっていると思います。

お笑い芸人が小説を書いたという報道がなされていますが、そうではないようです。
文学少年が、ずっと文学を愛しながら、お笑い芸人を生業とする中で小説を書いたのです。

書こうと思ったきっかけは、昨年私もアップした西加奈子の、” サラバ! ” を読んで感動したことだったそうです。
直木賞の作品が芥川賞を誕生させたという構図でしょうか?

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1 コメント

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芸人の裏話 (iina)
2015-08-24 09:28:19
文藝春秋で芥川賞受賞作を読みました。

「火花」は、芸人の裏話ですね。
問題を起こす先輩タイプは、いるものです。本心か芸のこやしで演じているのか、わからぬ者もいますネ。師匠宅でウンチしてしこたま叱られたと方言するのは、果たしてどちらでしょうネ?

川柳川柳がその本人ですが、熱烈なファンも多く笑わせます。川柳が出た寄席に、後で出演した師匠が楽屋で何ごとかあったらしく、枕で川柳のことを狂ってると怒ってました。 問題児といっても84才ですが、日頃から問題行動を起こす芸人のようです。
http://eplus.jp/sys/T1U14P002155985P0050001

さて、又吉直樹さんは、次は何を題材に選ぶのでしょうね。

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