はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
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不思議なバツイチ男

2014年07月26日 | 昔話
昨日のことですが、昔からの親友である外科医の蓮尾からメールが届きました。
第一子が生まれたそうなのです。57歳にして初めて父親となったわけです。
祖父と言われてもおかしくないような年齢差ですよね。
産まれたのは女の児だったそうで、これまた良かったねとメールを送りました。

男は娘を得て、初めて子煩悩になるからです。
そのことを考えた時に整形外科を開業しているKを思い出しました。
医学部時代からの知り合いですが、Kは酒が強くなかったので、もっぱら麻雀での付き合いでした。

さて、Kのアパートに麻雀をしに行くと、時折、可愛い彼女を見かけることもありました。
卒業したKは彼女に結婚を申し込んだそうなのですが、その時のやりとりがニヤリとさせられるものでした。
彼女の返事は、" うれしい。まさか結婚してもらえるとは思っていなかったから。" というものでしたが、
それを聞いたKは胸の内で、" なんだか損したような気がする。 " と思ったそうです。

そんなKでしたが、医局から派遣された県外のS市で浮気をしてしまいました。
その時にKのとった行動は常識外れでした。
なんと、Kは奥さんに離婚してくれと頼んだのですが、1年間の期限付きで、1年後には再び結婚し直すというものだったのです。
そしてKは、その通りに約束を果たしたのです。
Kの戸籍はバツイチなのでしょうが、変則的ですよね。

後年Kは私に夫婦関係をユーモラス?に説明しました。
奥さんは浮気事件を根に持っているそうで、" あなたが脳卒中で片麻痺になった時は、麻痺側の枕元にコップを置いて、
あなたが必死にそれを取ろうとするのを、ニヤニヤしながら見守ってあげるわ。" と言ったそうです。 "
ブラックユーモアですよね。

Kは男の子2人を授かりましたが、子煩悩になることもなく、徹夜マージャンに人生を費やしていました。
ところが3人目に女の子を授かったとたんにKは豹変します。
眼の中に入れても痛くないほどの猫可愛がりで、奥さんには、 " 別れる時は、娘だけは俺が連れて行く。 " と宣言していたそうです。

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1 コメント

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おめでとう (i妹)
2014-07-26 14:35:06
蓮尾さん、おめでとう。趣味ゴルフ改め、趣味?娘、になるかもね。
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