神奈川県立四季の森公園
≪ クマガイソウの特別観賞 ≫
絶滅危惧種に指定されている貴重なランが、花期に限り観賞が出来ます
ギリシャ語の 「女神のビーナス」と言われるクマガイソウ
昨年は 暗い印象で感動がなかったように記憶していました・・・

今回は、今か 今かと待っていましたら 友人から「咲いているよ」とのお知らせがあり
四季の森公園へ車を走らせ、やっと会えました。
日本の野生ランの中では一番大きいとされていて 葉は扇型のようでユニークです
うす茶色の花の袋状のところを、熊谷直実(くまがいなおざね)が背負った
「母衣(ほろ)」に見立てた花名だそうです。
クマガイソウは、ラン科 アツモリソウ属に分類される多年草の一種
① 雨上がりの朝

② 木陰の姿

③ 仲良く集まって・・・

④ どこから撮ってもユニークな姿

⑤ 雫も乾いて来たようです

⑥ 見事な群生

⑦ 一輪をアップで

【 メモ 】
葉が傘のようでユニーク。花のすぐ上の3枚の葉っぱのような部分が
うす緑色のものと白いものとがあるそうですが、四季の森公園では、緑色のものでした。
似ている花に敦盛草(アツモリソウ)があります。

クマガイソウの群生地のそば 林の中にエビネランも咲いていました。
名前の由来は、地下に連なっている茎とそこから生えている根の様子が
エビの頭を指でつまんで持ち上げたように見えるところからだそうです。


次回は四季の森公園で出会った花たちをUP予定です。