前回 大船植物園へ百合の花を見に行った時に 蓮(はす)も見て来ました。
蓮は 夏の朝 水面まで花茎を立てて開花し、午後3時頃に閉じてしまいます
花の開閉は3回繰り返して 4日目には花びらが散るそうです。
植物園に入ったところの広場に、特別希少種の白い蓮:古楚女(こそめ)が鉢植えされていました
白い蓮:古楚女(こそめ)は、極楽浄土の花の意味だそうです
① 清潔な古楚女
観賞する方に気遣ってか、一方通行の順路標識・・・
大船植物園には500種類あまりのハスが栽培管理されているそうです。
②
③ 手毬のように丸い
④
⑤
⑥ 朝日をあびて輝いていました
⑦ これから開花するのでしょうか 半開きの色が綺麗~
⑧ 開花して3日目? 蜂の巣に似ている花床が見えます
蓮はインド原産で アジアの多くの国の国花となっています。
仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池、と信じられているため お寺の境内にハス池を作って
植えるようになったそうです。 大船植物園はお寺ではありませんが・・・笑
蓮と言えば「 大賀ハス 」を思い出します。千葉県の遺跡から発見された種から発芽・開花した
もので、種子や株分けされたものが全国に譲られ、各地で見られるようになりました。
植物園でも千葉県農業総合センターで株分けされた系統と津久井で種子繁殖された
2系統の大賀ハスを所持しているそうです。
※ 次回は三渓園の蓮を投稿予定です