お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

パソコングループの散策(鎌倉)

2016-06-11 | 日記

6月2日(木)パソコングループの方たちと鎌倉散策に出かけ、浄妙寺~報国寺~杉本寺の
短い距離でしたが、久しぶりの金沢街道でした。

浄妙寺本堂前


浄妙寺で楽しみにしていた石窯ガーデンテラスは開店前、白いあじさい(アナベル)も
まだ固い蕾 ヤマアジサイを楽しんだ程度でした。

その後 竹の寺 「 報国寺 」 へ行き、苔の参道や孟宗竹のお庭を楽しみました。

① 山門
なだらかな参道へ参拝者を導く「 薬医門 」


② 苔の美しい参道 
石仏さまはなにをお考えでしょうか?


③ 濃い緑の苔が素晴らしい
ビロードのような感じで、そっと撫でてみたくなりました


④ 茅葺の鐘楼
茅葺の鐘楼は昔の本堂の面影を残しているそうです


⑤ 約2,000本の孟宗竹を眺めながらお干菓子とお抹茶をいただけ
心休まる時間を与えてくれます。


⑥ 青緑の孟宗竹を見上げてみました  


⑦ 竹の寿命は20年位と言われています。清々しい竹林で深呼吸?


⑧ やぐら(足利義久らのお墓)
やぐらは、平地の少なかった鎌倉地方特有の岩肌をくりぬいて造られた横穴式のお墓です。


グループでの散策でしたから、ゆっくり写真を撮りながら散策は無理?
近いうちに、ゆっくり歩いてみようと思います

報国寺で時間をとったので、杉本寺はパスしてしまい お食事を予約しているお店へ・・・
それぞれ 自分の好みのお料理を注文!!

どれも美味しそうでしょ? 私は右の押しずしをいただきながら
楽しい会話で時の経つのを忘れそうでした。

マグロ定食 アナゴ定食 季節の押しずし 

お食事後 自由解散になったので 北鎌倉へ行き、菩提寺(円覚寺)のお墓参りを済ませて
東慶寺でイワタバコとイワガラミを見て帰宅しました。(前回投稿済みです)




鎌倉東慶寺(イワタバコ)

2016-06-09 | 日記

6月2日(木)パソコングループの方たち11名で鎌倉へ散策に出かけました。
浄妙寺~報国寺~杉本寺の予定でしたが、杉本寺は 時間の関係で苔むした階段を見上げてパス
予約していた お食事処 「左可井」 で和気藹々 お昼をいただきながらしばし歓談
解散後、それぞれ自分の行きたい所へ出かけたようです。

私は、円覚寺でお墓参りをして 東慶寺へ「イワタバコ」を見に行きました。

東慶寺は北条時宗の夫人覚山尼が建立し、駆け込み寺、縁切り寺などと言われ明治まで尼寺でした。
この東慶寺境内の崖に生えているイワタバコは 明月院の姫アジサイ と共に6月の鎌倉の花です。

『 星形のユニークな小さな花イワタバコ 』
タバコの葉に似て岩に生えるから付いた名前

① 東慶寺山門前の紫陽花


崖に生えているイワタバコ目指して急ぎ足  

② イワタバコは 日当たりの悪い湿った岩や崖に生える多年草
白い花やピンク色もありますが、東慶寺では見つけられませんでした。
 

③ 別名 ニガナ、イワヂシャとも言われる


④ お日さまが当たらないから白っぽい茎


⑤ 寄り添って支え合っているようです


⑥ 崖一杯のイワタバコ


⑦ いつまでも見ていたかったイワタバコ


最近の新たな人気スポットは 東慶寺本堂裏の岩肌一面に咲く「イワガラミ」です
イワガラミの咲くこの時期、一般の方は入れない本堂の裏へ入れる貴重な機会とあって
大勢の方が本堂前に長蛇の列を作っていましたので、本堂へ入ってみました。

⑧ イワガラミ  アジサイ科  イワガラミ属の落葉つる性植物

幹や枝から根を出して高木や岩や崖に付着して絡みながら這い登り、高さ10~15mくらいになります。

イワガラミの特別公開は6月1日(水)~6月12日(日)まで
お見逃しのないように・・・




花菖蒲と紫陽花(明月院2)

2016-06-07 | 鎌倉のお寺

前回に続いて明月院ブルーと言われる紫陽花 そして花菖蒲です。

① 明月院の参道を彩る紫陽花は、明月院ブルーと呼ばれる青が基調ですが
数日快晴だったので、青い色が薄かったように感じました。 

明月院の「姫あじさい」は毎年剪定した内から300本 さし木をして
新旧の更新をするそうです。1年間植木鉢で育て、その後 畑に下ろして育てます。
さし木から4~5年目にようやく花が楽しめるようになるとのことですが
爽やかで 美しいあじさいが見えるにはご苦労があるんですね

② ガクアジサイ  ブルーがとても綺麗でした


③ 赤紫色のグラデーション  手毬咲き種


④ ガクジサイ 大きくて華やかでした

梅雨の季節は苦手ですが、アジサイを見ると不思議と心が穏やかになり、
花って人を癒す力がありますね。色が変化するのも楽しみです。



⑤ 本堂後庭園の花菖蒲
紫と白の花菖蒲は、凛として涼やかです
薄い紙のような花びらが微風に揺れ、みなさんうっとりしています


⑥ 花菖蒲を含むアヤメ科の別名は「虹」を意味するアイリス
長年の品種改良により、観賞用に沢山の種類があります。


⑦ 一輪  マクロで・・・
凛として気品に満ちています


⑧ フリルのような花びらで、芯が黄色く印象的! 


⑨ 回廊が出来ていて、撮影しやすい心遣いが嬉しかったです


⑩ 花菖蒲2点 合成してみました


お花名や種類が分からないものばかりですが、見ていただき有難うございます。
鎌倉はどのお寺でも紫陽花が咲き、梅雨の時期を楽しませてくれます

あじさいは別名「七変化」と言われる事があります。咲いている間にいろんな色に変わっていきます。
それで七変化と言うのでしょう・・・時間とともに変わっていく様子を見るのも楽しいですね



紫陽花の寺(明月院1)

2016-06-05 | 鎌倉のお寺

5月31日紫陽花寺で有名な鎌倉の明月院で紫陽花と花菖蒲を楽しんできました。
今回は 明月院の写真や疑問に思ったお地蔵さまやウサギなどです。
今から約850年前に始まり、この地の武将山内氏の菩提供養のため創建された明月院

明月院の入口の紫陽花は「明月院ブルー」と言われる「姫あじさい」です。

① 鎌倉石が敷きつめられた参道のあじさい
人がいなくなるのをじっと我慢し、後ろの方はシャッターを押すまで待ってくれました。


② 枯山水庭園はツツジが咲き 須弥山をかたどっています


③ 本堂の丸窓を見る
丸窓から見える後庭園には、花菖蒲が咲いています


④ 本堂後庭園から丸窓を眺める
写真を撮っている人がいて、私が写ったかもしれません


後庭園には 赤地蔵さまと青地蔵さまがいて 季節の花が添えられています。

⑤ 赤地蔵さま
本堂後庭園で参拝者をお迎えしてくれています。

赤の祈りは自身の体を流れる命の赤色・・・大地に感謝の祈りをしようと仰います

⑥ 青地蔵さま
本来は、本堂後庭園にいますが、紫陽花の時期は門前へ出張し
門前で参拝者をお出迎えします。 優しい青地蔵さまですね


⑦ 花想い地蔵さま  
いつも季節の花を抱えて、お洒落なイヤリングとネックレスをつけていました
宗猷堂前(開山堂前)にいらっしゃいます。


「人は誰でもはかない花の想い出の中に生きています
大切な人との別れ、いとおしい物との別れ そんな時、ふと目に止った花が 
どんなにか心をなぐさめてくれることでしょう」  いつくしみ深い花地蔵さまのお言葉から

⑧ 宗猷堂(開山堂)
「宗猷堂」(そうゆうどう)が、のちに開山堂と呼ばれるようになりました

堂内には、明月院開山の密室守厳(みっしつしゅごん)の木像と、
最明寺・禅興寺・明月院の歴代住持の位牌が祀られています

⑨ 明月院 やぐら  

鎌倉には「やぐら」は沢山ありますが、鎌倉時代のやぐらとしては最大級だそうです

⑩ ウサギとカメ  2匹は一体何見つめているのでしょうか?

名月院の名前にある「月」にあやかって、ウサギは宇宙からの使者として選び
有名な丸窓も満月のようで、ウサギを思い起こさせてくれることからとのことです。
園内各所にウサギがいて 和みますね

余計なお話になってしまい、疑問の多い散策でした。
次回は、重複するかもしれませんが、紫陽花と花菖蒲をUP予定です。




洋館めぐり

2016-06-02 | ちょっとお出掛け

久しぶりに ぶらり「 横浜山手の洋館めぐり 」に行って来ました。
「 あかい靴号 」に乗ってみようと思い、桜木町から100円のバスに乗り
「港が見える丘公園」で下車

① 横浜らしい風景 展望台から海を眺めました
ベイブリッジと本牧埠頭 


② 大仏次郎記念館
アーチ型の屋根と赤レンガの外観が一際目立ち
横浜ゆかりの作家「大佛次郎」の業績と生涯を様々な資料で紹介しています


③ スパニッシュ風の外観 「 横浜111番館 」
港の見える丘公園の南端にあり、アメリカ人建築家J.H.モ-ガンの設計によるもの
1926年に当時横浜で両替商を営んでいたラフィンの居宅として現在地に建築されたものだそうです
お茶を楽しみながら「ローズガーデン」を眺めて過ごすのもいいかもしれません


④ 横浜市イギリス館
昭和12年 英国総領事公邸として、現在の地に建てられ
1990年には、横浜市指定文化財に指定されました。


⑤ 234番館
昭和2年頃外国人向けの共同住宅 (アパートメントハウス)として、
現在の敷地に民間業者によって建設されたもの


⑥ えの木てい
山手には レトロな洋館が今でもあちらこちらに点在しています。
「えの木てい本店」もその洋館のひとつ、元はアメリカン人検事が暮らしていましたが、
今は、1階のリビングをカフェとなっています

店名は庭にある大きな「 」から名づけられたそうです。

⑦ エリスマン邸
生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人として活躍した、
スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅でした
最近塗装されたのでしょうか? 緑と白の外観は美しかった


⑧ ベーリックホール (エリスマン邸の隣)
イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として設計、建築されました
イスラム様式の流れをくむクワットレフォイルと呼ばれる小窓がいいですね


⑨ 外交官の家
ニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などをつとめた
明治政府の外交官内田定槌氏の邸宅として、東京渋谷の南平台に明治43年の建てられ
平成9年に横浜市は、内田定槌氏の孫にあたる宮入氏から
この館の寄贈を受け、山手イタリア山庭園に移築復元したものです


⑩ ブラフ18番館
関東大震災後に山手町45番地に建てられた外国人住宅
その後山手カトリック教会の司祭館として平成3年まで使用されてきましたが
平成3年に横浜市が部材の寄付を受け、山手イタリア山庭園内に移築復元したものです


山手の洋館では、コンサート、花と器のハーモニー、サマーコンサート
ハロウィンのイベント、世界のクリスマスやお花などが楽しめます。
横浜へ遊びにいらしたら是非 お立ち寄りください。

異国情緒を感じる空間の 山手十番館で、リッチなフランス料理をいただくのが夢でしたが
この日はガーデンで結婚式があり、夢は叶いませんでした。 残念!