老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

228;喜楽に生きてみようか

2017-07-07 14:57:05 | 老い楽の詩
夕映えは老い楽の時刻か
老い始め
老い逝くまで
その老いの時間は
楽よりも苦の方が多く待ち受けているのか
老いは喪失の時とも言われる
仕事を失い
年金もそう多くはなく
生活基盤を失う
病いも抱え
手足の自由を失い
記憶のピースも失い
自分が誰だかわからなくなる
「私は誰だ、あなたは何者だ」と
同居している妻の名前だけでなく顔さえも忘れてしまう
多くの苦があっても
束の間だけ、喜びや感動、笑いあえる「楽」があれば幸せ



暫くの間 お休みを頂きありがとうございました
「桜梅桃李」従来通りご愛読よろしくお願いいたします
再開のきっかけが欲しく 七夕の日にしました
これからは「喜楽」に生きてみようか
そう思っています