お婆ちゃん
食べ終わったときには
もう何を食べたのかも忘れてしまう
91歳の女性は
席の向かい側で昼食を摂っていた
78歳の女性に
「お婆ちゃん、顎にご飯粒が沢山ついているよ」と
親切に言葉をかけていた
91歳の彼女は
まだ自分はお婆ちゃんだと思ってはいなく
年齢尋ねたら「40歳」と真顔で答えた
老人自身
他者の世話を受ける身になっても
お爺ちゃん お婆ちゃん とは
思ってはいず
それは他者の事であると受け止めている
孫に「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」と呼ばれたときには
目を細め喜び 抱っこしたり財布の紐が緩む
子どもにそう呼ばれたときは
「年寄り扱いするな」と怒りだす
食べ終わったときには
もう何を食べたのかも忘れてしまう
91歳の女性は
席の向かい側で昼食を摂っていた
78歳の女性に
「お婆ちゃん、顎にご飯粒が沢山ついているよ」と
親切に言葉をかけていた
91歳の彼女は
まだ自分はお婆ちゃんだと思ってはいなく
年齢尋ねたら「40歳」と真顔で答えた
老人自身
他者の世話を受ける身になっても
お爺ちゃん お婆ちゃん とは
思ってはいず
それは他者の事であると受け止めている
孫に「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」と呼ばれたときには
目を細め喜び 抱っこしたり財布の紐が緩む
子どもにそう呼ばれたときは
「年寄り扱いするな」と怒りだす