老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

579 ; 冬が来た

2017-12-01 18:52:36 | 春夏秋冬
冬が来た 

冬が来た
どんより曇り空
外気は寒く
いまにも雪が降ってきそうな気配
雪で一面が白に覆われた風景は好きだが
雪投げ(雪かき)だけは面倒であり大変
そう思いながら
ハンドルを握り家路に向かう

578;プラットホームにて

2017-12-01 00:00:08 | 阿呆者
プラットホームにて

暮色に枯葉舞い
高台にあるプラットホームに立つと
冷たい風が私の体を通り抜けていく

金曜の夜
プラットホームに立ち
終電に乗ったあなたを
手がちぎれるほど振り続け
「サヨナラ」と呟いた

あなたは見送られる方と見送る方
どちらがいいですか