老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

584;肩が重い

2017-12-04 19:37:50 | 老いびとの聲
肩が重い 

過去に妻は
脳外科病棟に看護助手として勤めたことがあった。
そのときに
どうやら
霊感が見えるようになった

死にそうな患者
亡くなった患者が
「お世話になった」ので
挨拶に訪れ しばし肩の上に重くのしかっている感じがしてならない

実家の愛犬 ヨークピンシャ魔裟斗が亡くなったとき
魔裟斗が肩に乗りかかり 重くなり首まで回らなくなった
「魔裟斗重いよ~」と後ろを振り向き声をかけると
肩がす~と軽くなった

誰か老人が危ないのかな~、と
呟く妻であった

私は鈍感なのか
霊感は感じなく
肩重いはない
若いころ 片想いはあった

583;上手な介護サービスの活用処方 第50話「認定調査の項目」 〔47〕 「自分勝手に行動する」

2017-12-04 17:38:43 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第50話「認定調査の項目」〔47            
            4-14 自分勝手に行動する(有無)

 ここでいう「自分勝手に行動する」とは、明らかに周囲の状況に合致しない
自分勝手な行動をすることである。


1.ない
2.ときどきある
3.ある

・いわゆる、性格的に「身勝手」「自己中心的」等のことではなく、
 場面や状況からみて不適当な行動があるかどうかで選択する。


・家族の話では、昔から自分勝手に行動することがあって、性格的に「身勝手」「自己中心的」等
 のことで、周囲の状況に合致しない行動ではないため、「ない」を選択する。

・深夜近くに「買い物に行くからついてこし」といって聞かなくなることが週に2~3回ある。
 周囲にあいている店はないが、靴を履くまで納得しないことも多いことから「ある」を選択する


実際の認定調査では、「自分勝手に行動する」の項目で「ある」を選択するケースは少ない。
性格的に「身勝手」「自己中心的」な人が、認知症になったとき、周囲の状況に合致しない「身勝手」「自己中心的」な行動
をとり、「大声を出し」たりする。

582;上手な介護サービスの活用処方 第49話「認定調査の項目」 〔46〕 「独り言・独り笑い」

2017-12-04 02:46:49 | 上手な介護サービスの活用処方
 上手な介護サービスの活用処方 第49話「認定調査の項目」 〔46
            4-13 独り言・独り笑い(有無)

10日ぶりの「認定調査の項目」の掲載となりました

ここでいう「意味もなく独り言や独り笑いをする」行動とは、
場面や状況とは無関係に(明らかに周囲の状況に合致しないにも関わらず)、
独り言を言う、独り笑いをする等の行動が持続したり、
あるいは突然にそれらの行動が現れたりすることである。


1.ない
2.ときどきある
3.ある

・性格的な理由による独り言や独り笑いは、「ない」になる

・家族の話では、昔から独り言の癖があるとのことであるが、
 場面や目的からみて不適当な行動ではないため、「ない」を選択する。

・なにも無いところに向かって一人で話しかけていることが週1回ほどあるので、
 「ある」を選択する


認定調査を行っていて、4-13独り言・独り笑いの項目は、実際には「ない」を選択することが多い。
「独り言」「独り笑い」をすることが、認知症状に結びつくか否か、家族はなかなか判断できないところがある