老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

透析患者通院交通費補助金申請手続きは、ケアマネの仕事ではない

2024-01-04 23:53:15 | 老いの光影 最終章 蜉蝣
1995 透析患者通院交通費補助金申請手続きは、ケアマネの仕事ではない、本当にそうなのか・・・?


                    冬朝靄の阿武隈川

透析治療を受けておられる高齢者の相談と
2名の透析患者通院交通費補助金申請に関する手続きを行った。

それは透析治療を受けている本人及びその家族が申請手続きをするものだから
「そこまでしなくても」、と地域包括センターの責任者から苦言を頂いた。

しかし、そうは言っても要介護認定を受けていない「自立」した老人だから、と言って
かかわらないわけにはいかない。

町でも初めての透析患者通院交通費補助金申請だったので、
相談に来た家族(老妻)に、該当になるかどうかわからない、
県に問い合わせた結果、「通院交通費補助金申請」を受付ることは難しい、と話され家族は気落ちし、諦めてしまった。

自分は「そんなことはない、該当になる可能性が高い」よ、と本人、家族に伝えた。
自分は、昨年の暮れ28日に、町の障害福祉課の担当者と電話で相談した。

結果、1月4日 家族と一緒に障害福祉課を訪れ担当者と話し合いを行った。
・町内に透析の医療機関がない
・隣町には透析の医療機関はあるが満床で受け入れができない、と話された
・今度新しく隣町(先ほどの隣町とは違う)に透析のクリニックができたが、公共バスの乗車時間と透析治療時間は大きな幅がある。
・本人は車で通院すると話すも、主治医から運転は無理といわれた。妻は緑内障のため運転免許を返納された
上記の3番、4番の項目の理由により、福祉タクシーによる通院送迎を利用したい。
(※月額 上限25,000円の交通費補助金が受給できる)

上記の内容について、担当者に利用者の体の状態も含めて説明を行った。
例え公共の交通手段(電車、バス)を利用できても、透析を終えた後、体力は落ち、
透析後の疲労感もあり電車、バスの乗降は本人取り大きな負担となる。

自宅から透析クリニックまでのバスは1日3本(片道)しかなく、通学、通勤の時間帯に合わせている。
9時から13時まで透析治療であるため、公共機関のバスは運行されておらず空白の時間帯にある。

80歳近い老夫婦が、福祉サービスや介護サービスの申請を自力で行うのは本当に大変である
介護サービスでないから、ケアマネの仕事ではない、と割り切れるのか、と思ってしまう。

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