2007 鼠と共生するひとり暮らし婆さん
夕焼けの阿武隈川
いま自分は、居宅介護支援事業所(介護相談、在宅ケアプラン作成、ケアマネ1名)と
訪問介護事業所(ヘルパー 常勤3名 パート2名)の2つの介護サービスを行っている。
70台半ばのお婆ちゃん(脳出血後遺症 左半身麻痺)の生活援助(掃除、調理、服薬確認)のサービスを週3回担当することになった。
それで、サービス担当者会議が行われ、訪問介護事業所のヘルパー(サービス提供責任者)と自分が参加した。
(自分は契約書、重要事項説明書の説明をするために同席)
そのケースのケアマネは事前に鼠屋敷であると聞かされていた。
昔作りの家でポットん便所だったのかな・・・・。
暖は、練炭が玄関に沢山置かれ、堀炬燵のなかに練炭がある。
炬燵テーブルや畳、台所のテーブルやフライパンなどに鼠の糞が無数に散らばっている。
糞を踏まないように歩くのは至難の業。
テーブルの上には食べ物や食材があり、鼠が齧っているのだろうな、と想像してしまう。
鼠の「毒」が混じらないのか心配になってしまう。
当のお婆ちゃんはまったく気にせず、「この間はフライパンのなかに鼠がいた」、と笑いながら話す。
ヘルパーに聞くと、あちこちに「鼠仕殺し」の仕掛けが置かれていても効果なし。
鼠はかしこいもので、鼠殺しを避けて徘徊されている。
鼠にとり安住の棲み家である。
猫一匹いないからまさに鼠の天下。
「鼠のお宿」かな、と担当者会議中、ひとり想像していた。
夕焼けの阿武隈川
いま自分は、居宅介護支援事業所(介護相談、在宅ケアプラン作成、ケアマネ1名)と
訪問介護事業所(ヘルパー 常勤3名 パート2名)の2つの介護サービスを行っている。
70台半ばのお婆ちゃん(脳出血後遺症 左半身麻痺)の生活援助(掃除、調理、服薬確認)のサービスを週3回担当することになった。
それで、サービス担当者会議が行われ、訪問介護事業所のヘルパー(サービス提供責任者)と自分が参加した。
(自分は契約書、重要事項説明書の説明をするために同席)
そのケースのケアマネは事前に鼠屋敷であると聞かされていた。
昔作りの家でポットん便所だったのかな・・・・。
暖は、練炭が玄関に沢山置かれ、堀炬燵のなかに練炭がある。
炬燵テーブルや畳、台所のテーブルやフライパンなどに鼠の糞が無数に散らばっている。
糞を踏まないように歩くのは至難の業。
テーブルの上には食べ物や食材があり、鼠が齧っているのだろうな、と想像してしまう。
鼠の「毒」が混じらないのか心配になってしまう。
当のお婆ちゃんはまったく気にせず、「この間はフライパンのなかに鼠がいた」、と笑いながら話す。
ヘルパーに聞くと、あちこちに「鼠仕殺し」の仕掛けが置かれていても効果なし。
鼠はかしこいもので、鼠殺しを避けて徘徊されている。
鼠にとり安住の棲み家である。
猫一匹いないからまさに鼠の天下。
「鼠のお宿」かな、と担当者会議中、ひとり想像していた。