常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

秋雨

2009年11月11日 | 季節の便り
吉祥草

昼近くなっても、雲が厚い夕暮れのような空から雨が降り続く。
北海道の雪景色を今朝のブログで見た。
街路樹の残り少ない紅葉が雨に濡れて、ひときわ鮮やかさを放っている。
遠景のカラマツ林は全山黄葉して、林の中に金箔の細葉を、北国の雪のように積もらせているだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本鹿 剥製

2009年11月10日 | 季節の便り




つい最近まで入山辺出張所ロビーに、ガラスケースに収まった雌鹿の立派な剥製が飾られていた。
 この剥製は当地の深山で捕獲され日本鹿で、自然の豊かさを象徴する物として、地域住民の誇る展示品であった。
 しかしいつの間にかロービーからこの剥製は撤去された。
近年 鹿の爆発的な増殖により、拡大する食害を思うと、当然の成り行きなのだろう。
 先日 文化祭の準備中に、図書室に隣接する物置の隅にガラクタと一緒に押し込められている、かの剥製を見つけた。
ケースのガラスに周りの雑然を写して、雌鹿は気高く見えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山辺小学校吹奏楽 文化祭ステージ発表

2009年11月09日 | 季節の便り
熱演

文化祭の呼物の一つに地元小学生の吹奏楽演奏がある。
小春日和に天候に恵まれて集まった大勢の観客に向かって、素晴らしい演奏を披露してくれた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地区文化祭

2009年11月08日 | 季節の便り
紫式部

地区公民館文化祭
展示部門 手芸 絵画 写真 書道 陶芸など地区住民の傑作が並ぶ
ステージ発表 民謡 吹奏楽 バンド 舞踊など1年の成果を披露する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柊のとげ

2009年11月07日 | 季節の便り


柊は年を経て大木になれば葉のとげが取れて丸くなる。
子供のころ庭掃除で柊の葉に泣かされた。
大人達は勝手に長柄の剪定鋏で切り落としておいて、とげとげの小枝を運ぶのは子供の役割と決めていた。
とげは鬼がその痛さに退散する程の威力を持っている、何とか工夫して身を守りながら涙をこらえて作業を進めたこともある。
柊の花はよい香りがする、けれど知らない人が多い。
かすかな香りだから近づかないとわからない、だから香りは、涙をこらえたご褒美だったかもしれない。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落葉

2009年11月06日 | 季節の便り
11月3日


二日続きの大霜に急かされたように落ち葉が歩道を埋めた。
いつものことだけれど冬気団の気まぐれな不意打ちに面食らう。
軒下に緊急避難したベゴニアは無残にも-2℃の霜に萎えた。
雪の温かさに比べて霜は容赦ない、まだ青い銀杏葉が音を立てて落ちる。
ひととき冬に向かう花がけなげに咲く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラゲ 千里浜

2009年11月05日 | 旅先の風景
感触はコンニャクである

千里浜の砂浜で海の香りを吸った。
車の乗り入れができる数少ない砂浜だという。
砂の粒子が細かく、浜は海水に濡れて舗装道路に変わる。
その所々に不思議なものが転がっていた。
悪名高き越前クラゲの死骸だけれど、生き物のなれの果てとは到底思えない。
どう見ても触っても、工場から生産された一次製品である。
加工されて、あらゆるものに変貌する可能性を秘めているようにも思えた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文化の日

2009年11月04日 | 季節の便り
里に雪が舞う
紅葉の林に舞う雪は温かく懐かしい




鉢盛中学陸上部監督
県内中学駅伝大会に孫の星矢君が出場するというので応援にいった。
陸上競技場の周囲3キロをまわって次走者にタスキをつなぐ。
ポイントに陣取って第3区走者の到着を待った。
テレビの中継と違って、走者は一瞬のうちに眼前を走り抜ける、星矢は5位でわき目も振らず力走していった。
「鉢盛中学男子は第三区で2位につけたものの7位に終わった」(4日市民タイムス)




日が落ちて
吹く風は冷たかったけれど輝くような一日であった。
余韻を残して日が落ちると、山々は濃淡のあるシルエットになる。
私が好む常念の佇まいである。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木枯らし

2009年11月03日 | 常念100景
雪降る常念

夕刻冷たい風が雨を呼んで高地ではその雨が雪に変わった。
11月3日は晴れの特異日で、雨が降った記録がないらしい、昨夜の雪は手が届くほどの麓まで山を白く化粧して、里の緑も一夜で消えた。
冷たさに手が自由に動かないほどだ、柿を少し取って、霜にうたれた里芋を収穫した。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カモメと遊ぶ

2009年11月02日 | 旅先の風景
和倉温泉



富山湾に面したホテルの窓を開けると心地よい風が吹きこんできた。
しばらくすると紙飛行機のようにしなやかに飛んでいたカモメの数が増えて近づいて、風を切る音を立てて顔をかすめるように飛ぶのもいる。
餌付がされているようだ、部屋のテーブルにあった、茶受けの菓子をちぎって投げてみた、慣れたもので菓子を狙って急降下し空中で見事にキャッチする。
その飛翔する姿は夕焼け空を背景にして天女のように美しい。
青い海と茜空と、白い海鳥の乱舞を飽きずに眺めた。
気がつくと各フロアーの窓からもカモメたちを呼ぶ儀式が始まって、祭りは茜色の雲があせるまで続いた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする