常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

地区敬老会

2010年09月20日 | 季節の便り
アトラクション マジックショー


恒例の敬老会が開催されて、マジックショウを楽しんで、飲んだり食べたり歌ったり
和やかなうちに終わった。
私はまだ招待されない、設営する裏方に徹している。
後2年で招待される側に立つことになる。



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姨捨駅集合

2010年09月19日 | 季節の便り
参加者19名が 姨捨駅に集合した。



目的地は長野駅                                    


可憐に咲いた花に励まされて


天候に恵まれて棚田はイネ刈りの最盛期
途中名物の蕎麦を食べて、歩いて、2時30分着いたのは、姨捨駅から一つ長野よりの稲荷山駅であった。
本日の歩数1万7千4百歩

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蒸気機関車とトンネル

2010年09月17日 | 来し方


松本に向かう汽車が急勾配を喘ぎながら登り、それから鉄路を軋ませながらゆっくりスイッチバックして姨捨駅に停車する、わずかな乗客がホームに降りて改札口に向かって歩いて行く。

乗客を吐き出して一呼吸置くと汽車は動き始める。

しばらく走ると汽車は冠着トンネルに入る、その手前で機関手は鋭く警笛を鳴らすと、乗客は心得て窓を一斉に締める。

急勾配の登りトンネルである、気合を入れて石炭を投入し、馬力を最大限に引き出さないとこのトンネルは抜けられない。

窓のない機関室に瞬く間に煙が充満しする、機関助手泣かせといわれる所以である。

客室の中にも窓の隙間を通して、石炭臭く、喉を刺激する煙が容赦なく入り込んで、乗客はハンカチやタオルで顔を覆い、車内の視界は極端に悪くなる。

乗客はひたすら耐えた。

トンネルを抜けると乗客は先を争って鎧戸の様な重い窓を開けると、野の花が咲く別世界が開け、流れ込む新鮮な空気を思い切り深呼吸した。

ローカル線での電気機関車運行など夢の又夢であった。

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スイッチバック駅 姨捨

2010年09月16日 | 季節の便り



当たり前のことだけれど、登山道は山腹にジグザグ模様を描くように作られている。

歩く距離は長くなるけれど、その分傾斜が緩やかになって歩きやすい。

鉄道が標高を稼ぐためジグザグに折り返しながら走行することを、スイッチバックという。
松本から長野に通ずる篠ノ井線姨捨駅は、その特異な駅名と共にスイッチバック駅としても知られている。

善光寺平から2.5%の急勾配を一気に駆け上がった標高551メートルからの眺望は素晴らしい。
この駅から九ヶ所の旧国鉄駅が見えるといわれたが、現在は新駅も増え、更に多くの駅舎が望めるはずである。

姨捨とは70歳を越えた棄老伝説によるといわれ、それは現代にも通じて物悲しい。

急斜面に作られた棚田は月の名所として古代より名高い。

水が張られた千枚の棚田の1枚々に月が映る、しかし一人が見ることのできる月は、一ヶ所の一つだけである。

9月19日(日曜日)徒歩で善光寺を目指すグループが姨捨駅に集う。

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夏バテの妙薬

2010年09月15日 | 季節の便り
秋葵



オクラは夏野菜の定番とし我が家にしっかり根付いている。

細かに刻んで生食し、味噌汁の具、揚げ物、漬け物、煮物等にして毎日せっせと食べても食べきれないほどの量が取れる。

栽培する本数を欲張って20本にしたのが間違いだった。

近所の野菜畑のオクラは何故かなよなよして儚げだ。

2メートル近く成長した我が家の瑞々しいオクラを、それらの家々に配って回る。

特有の粘り気はペクチン等の食物繊維でコレステロールを減らす効果があり、更にビタミン、ミネラルを多く含み夏バテ防止に効果があるといわれる。

調べによれば、熱帯が原産の野菜で日本には明治初期に渡来し、花の美しさから「秋葵」と呼ばれることもあるという。

我が家で栽培を始めたのはいつごろのことだろう、幼い時の野菜畑にオクラの記憶はない。

 

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季節が変わる朝

2010年09月14日 | 常念100景


一夜のうちに、夏の空から秋の空に舞台が回って、新しい物語が始まる。
峠を越え越えた者が知る達成感と、不安といくらかの期待が入り混じって均衡を保っている。
自分の残り時間を数えながら、薄紅色に染まる舞台背景に目を移すと、何十年も付き合ってきた風景が新鮮に見える。
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千草

2010年09月13日 | 季節の便り
千草咲き乱れて






暑い暑いといっても太陽の位置は大きく南に移動して、山沿いの小路に射す光は木漏れ日である。
アザミが咲いて花蜂達は早い日暮れに落ち着かない。
花蜂に近寄ると、葉先の棘がシャツを通して鋭く腕を刺した。

薔薇の棘は悪戯 あざみの葉先の剣は信

 

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雑草との格闘

2010年09月12日 | 季節の便り
ツリフネソウ 折りたたまれているツリフネソウの蕾が開く過程を想像してみる。


残暑が戻ってミンミン蝉が鳴いた。
交通に支障が出るほど道端の草が伸びたので、交通安全協会で道路環境整備事業を実施した。
ついでに我が家で耕作放置している畑の雑草刈りを試みた。
背丈まで伸びた雑草に蔓草が絡まって一筋縄では行かない。
1ヶ月早く手をつけたらこんなことにはならなかった、と思いつつ今年の忙しさを振り返った。
真夏のような残暑の中で熱中症を口実に、退散した。
サツマイモと里芋を初収穫した、どちらもほうさくである。

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鈴虫捕獲禁止条例

2010年09月11日 | 季節の便り
秋桜

鈴虫保護条例を定めて、村内で鈴虫の捕獲を禁じた、自然風景で知られる安曇野松川村の条例である。
勿論罰則はない。
そんなニュースを聞いて、夜になって虫の声を聞いた。
色んな音色が耳に飛び込んできた、ところが昔馴染みの「馬追い」の音が聞こえない。
厳しい残暑の影響かと思った、しかし真昼のキリギリスの鳴き声も途絶えて久しい。
「チョ」と小さく出て、しばらくたって「ギース」と大きくなく。
夏草のあちこちで盛んに鳴いていたものだが。
声を頼りにそっと近づいて捕獲する、掴まえ所が悪いと食いつかれた。
最近、鹿にばかり気を取られていたけれど、もっと身近な変化に気付かなければいけなかったのだ。
絶滅した後に定める保護条例ではならない。
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紅い蕎麦の花

2010年09月10日 | 季節の便り


ヒマラヤの高地で紅い花の咲く蕎麦に出会い、心寄せてその種子を持ちかえった人がいる。

その種子は長い年月をかけ、信州伊那谷の風土に馴染むよう改良され、高嶺ルビーと命名された。

信州伊那谷ではいま、丘陵を紅色に染めて高嶺ルビーの絨毯が敷き詰められているという。

南アルプスと中央アルプスの狭間に天竜川が流れ、単線の鉄路がその川に沿ってうねりながら静岡県に向かう。
のどかな風景を訪ねる人が増えている。
そんな旅人になりたい心境である。

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