ハワイが毎年6cm日本に近づいてます。
というショッキングな記事を目にした また昨年の大震災のメカニズムを理解しようと国土地理院を訪ねた。
嫌いな分野なのでどうなることやら
シンボルのパラボラアンテナが目に飛び込む
左測地観測塔 右VLBI
VLVI 32mの巨大パラボラ
プレート運動を監視する 世界と日本の位置を知る 地球の姿勢を測るのだそうだ
数十億光年のかなたから地球に届く電波を二地点以上のアンテナで同時に観測しその受信時刻の差を求めることでの測量技術 世界十七か国 国内では 父島(小笠原) 姶良(鹿児島) 新十津川(北海道) つくばの四か所
電子基準点
GPS等の衛星から電波信号を受信し全国に設置したデータをつくばに転送して地震予知地殻変動の監視を行う。
今回の震災で牡鹿(宮城)の電子基準点が東南東に5.3m上下方向に1.2mの沈下するという地殻変動が観測された。
日本列島球体模型
1/12,000,000の地球儀があり32m先に直径0.3mの月があります。
1/200,000の球体模型の上に立つと高度300kmのスペースシャトルから地球が見える光景とほぼ同じだそうです。
一等三角点
一等45km 二等8km 三等4km 四等1.5km各々の距離があるようです。
映画剱岳点の記で標識を背負って登山した場面が浮かんできます。
一等三角点は 距離があるので高覘標というやぐらを組みました。
地震発生について
地球表面は プレートと呼ばれる十数枚の岩盤の板に分かれており それらが互いに運動してる。プレート境界では プレートの衝突や沈み込みが起こり巨大地震や噴火等が発生します。
ハワイが日本に近づく
太平洋プレートがユーラシアプレートに沈み込んでる 近づくというより沈み込んでると考えられる。
プレートの動きは 年間数㎝のわずかなものですがVLBIの登場で初めて実測できるようになりました。
子供に返ったり爺の頭では 考えられなかったり複雑な一日になりました。