自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

カエル釣り

2014-09-14 | 生物

畑で冬野菜を植える作業をしていると,ツチガエルがあちこちから飛び出してきました。

それで,ふと思ったのが,カエルはカエルを食べるかどうかという変な疑問。ところが,すぐにそれが氷解することとなりました。ツチガエルがトノサマガエルを食べているのを目撃したのです。後ろ足を口にくわえていました。それに対してトノサマガエルは必死に逃れようとしていました。それにしてもびっくりしました。

ついでに昔の懐かしいいたずら遊びを試みました。近くに生えたエノコログサを採集して,穂先を少しだけ残し,カエルの近くに持っていくのです。 うまくいけば,口にします。それをポイッと手元に引き寄せれば,カエル釣りになるというわけです。

 
穂先を静止させていてはうまくいきません。まるで餌であるかのように,微妙に振動させます。それを見て,餌と勘違いしてカエルがあちこちから集まってきます。このときは7匹もやってきました。


すぐに口にするカエルがいます。 

 
それが餌にならないとわかると,すぐ吐き出します。

 
そのあたりのタイミングをうまく取って引き寄せると,カエル釣りは大成功! 昔の自分を思い出しました。