自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

突然のイシガケチョウ(続)

2014-09-15 | 昆虫

さっそく果樹園に行って,産付卵がないか,葉を見ていきました。手がかりは新芽・新葉です。すると,どうでしょう,探し始めて間もなく見つかったのです。


それはごく小さくて,濃い黄色をしていました。山吹色といい表したほうがよいでしょうか。ルーペで見ると,縦方向に突起が走っているのがわかりました。アカタテハやルリタテハの卵のかたち・模様と似通っている感じです。

写真を撮ってから計算すると,卵の直径は0.7mm程度。


拡大してみましょう。こんなに見事な世界が観察できるとは! 

 
別の卵を撮った写真をもう一枚。葉の縁にちょこんと付いています。

 

 
幼虫は上部の円い部分から出てくるのはまちがいありません。卵内部,そして色の変化に注目しておきましょう。できれば,孵化場面も見届けたいのですが。