孵化後の行動を追ってみましょう。
葉から葉へと移って行きます。ときには,こんなしぐさもしながら。
卵が付いていた株の根元で,巣をつくり始めました。
吐糸行動がはっきり確認できました。口から脚へと伸びる糸は巣の材料です。
糸をどんどん吐いていきます。吐いては巣を完成に近づけていきます。
からだを反って糸を張ることも。
巣といっても,中がよくよく見えます。荒い巣です。
これまで入っていた卵殻も糸を固定する道具になっています。
巣づくりがおわると,チチコグサの葉をさっそく食べ始めました。糞もずいぶん排泄しています。
足元の小さな野草の上で,この時季,こんな小さないのちが息づいているだなんて。