自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヒメアカタテハの産卵(10) ~続いて孵化!~

2017-12-19 | 昆虫

卵Cの誕生を記録しておきます。

12月2日(土)。深夜。中で幼虫がわずかに動きを見せています。もうすぐ孵化する兆候です。

 

ここまで来たら見逃したくないという気持ちが強くします。

 

12月3日(日)。早朝。まだ孵化しません。

 

真上から見ると……。縦隆起条は17本。

 

卵の大きさは……。

 

昼近く。上部に穴がわずかに開けられたのを発見。待ってました! 

 

 

時間をかけ,天井部をくり抜く感じで溝が掘られていきました。

 

 

幼虫の姿が見えかけました。

 

 

間もなくして,幼虫は蓋を押し上げようとしました。

 

そのまま幼虫はからだを思い切り伸ばして出ようとしました。 

 

なんだか大喜びしているみたい。

 

その後,葉の表面に向かいました。 

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その後,そのまま葉の裏側に消えて姿が見えなくなりました。

12月に入って,こんなシーンを目撃できるなんてなんともワンダー! もったいない,もったいない。産付日が確定していないので,産付後の経過日数は不明です。これだけの画像資料が残ったことにただただ感謝。 

                                           (本シリーズ 完)