金時草は、熱帯アジアが原産の多年草で、
葉の表が濃緑色、葉裏が赤紫色のユニークな野菜です。
江戸時代に中国から渡来し、
熊本県水前寺町で栽培されたことから「スイゼンジナ」
石川県金沢市に伝わり、加賀野菜の一種に。
沖縄県では「ハンダマ」、愛知県では「式部草」等と
呼ばれているそうです。
強い抗酸化作用があり、血糖値を抑える効果がある
ポリフェノール。
活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守り、
皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きや免疫力を高める働きのある
ベータカロテン。
血圧を調整し、血圧上昇を抑える効果がある
γ-アミノ酪酸(GABA)
等、栄養価の高い成分が多く含まれており、
生活習慣病のある中高年には有難い野菜だそうです。
葉を摘んで、さっと茹で、お浸しや酢の物にしたり、
シュウ酸が少ないので、生のままサラダに入れたり、
天ぷらなどで食べるのが一般的だそうです。
友人の話ですと、オカワカメより美味しいとか……。
挿し芽もできるので、これからおいおいに増やして行こうと思っています。
鉢植え栽培も可能だそうですが、夫の菜園に植えました。
Oさん、ありがとうございました。