こんにちは、へちま細太郎です。
ぼくは、おとうさんが再婚しても平気です。
でも、いっしょにはすまないと思います。
なぜならば、おとうさんにはしあわせになってほしいからです。
ぼくは、おとうさんがいればじゅうぶんです。
おかあさんが、どこかで生きていればいいです。
だから、おとうさん、そんなにショックを受けないでね。
ぼくは、おじいちゃんとおばあちゃんとくらします。
「ほ、細太郎~どうしたんだ、なにがあったんだ~
そんなにおとうさんが、嫌いかあ~
」
う、うっとおしい…。
「細太郎、おとうさんはおまえがいないと生きていけないんだぞ」
おじいちゃんとおばあちゃんは、あきれています。
「光一、おまえってほんとに情けない」
おばあちゃんは、ためいきをついて、
「さあ、細太郎、寝よう。今日は、おばあちゃんと寝ようね」
と立ち上がりました。
「俺は?」
おじいちゃんが、ふまんそうな顔をして見上げると、
「あんたは、リカと寝なさい」
とつめたくつきはなしちゃいました。
「リカ、おじいちゃんと寝ような」
と、テーブルに下にいるリカに話しかけると、
「わん」
とだけほえて、おしりをむけちゃいました。
「ほそたろう~」
おとうさんとおじいちゃんが、台所で泣いています。。。
おとうさんとおじいちゃんをからかうのっておもしろいなあ。。。
おばあちゃんと、台所のようすをうかがってわらってしまいました。
でも、なんだか、今までおとうさん中心だった生活が、だんだんかわっていっていくような気がしてきているのは、たしかです。
なんでだろうなあ。。